ラストシーズンを「笑顔で」駆け抜けることをパートナー企業関係者らの前で誓う朝山正悟
広島ドラゴンフライズの看板を背負い、Bリーグの前身、NBL時代からチームを牽引してきた朝山正悟が9月27日、広島市中区で開催されたBリーグ開幕前のパートナー企業、後援会会員、関係者らとの「決起集会」でおよそ400人の参加者に向けて2023-24シーズン限りでの引退を表明した。
広島ドラゴンフライズでは2015年7月の広島ドラゴンフライズ新加入会見以来、ずっとその背中を見てきた。まだ何も先が見えない新興チームに単身、乗り込んできてから広島での在籍は9年目になる。
Bリーグ誕生時の”振り分け”でクラブが後手に回りB2からのスタートを余儀なくされた。その後もB1昇格を懸けたプレーオフに敗れたり、ヘッドコーチ不在の緊急事態に監督を兼任したり…そしてコロナ禍での悲願のB1昇格、そして昨季のプレーオフ進出…
広島ドラゴンフライズ、「優勝」への「切り札!」朝山正悟が入団会見 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
あす28日には会見で詳しくその思いを吐露する、という。
広島ドラゴンフライズは新リーグ「Bリーグプレミア」参入のためのライセンス獲得へ向け、今季勝負をかける。
3年ぶりにチームキャプテンに復帰した朝山正悟は、クラブの顔としてその前面に立つことになる。
朝山正悟の引退表明
この場をお借りして、みなさまにご報告したいことがございます。私は今シーズンをもって引退させていただくことを、決断させていただきました。
本当にこれまで支えてくださった皆様、そしてたくさんの声援を送ってくださった皆様には心から感謝しています。本当にありがとうございました。
(場内拍手)
私自身、ここまで長くプレーさせていただくとは本当に思ってもいませんでしたが、本当にたくさんの人に支えられここまでやってこれたかなと思っています。
この大好きな広島で、大好きなチームで最後にユニホームが脱げることを、本当に幸せに思っています。
自分自身のラストシーズン、最高の景色で最高の笑顔で終われるように、一生懸命戦っていきたいと思っていますので、改めましてどうか今シーズンのご声援のほど、よろしくお願いします。