画像はジャン・チュアン選手の豪快なスパイク
2023-2024 V.LEAGUE Division 1 MEN
レギュラーラウンド
第3週 第5戦/ 全18週 36戦、2023年11月4日(土)
鳥取県米子市・鳥取県立米子産業体育館
vs東京グレートベアーズ(全4対戦。初戦)
JTサンダーズ広島 ホームゲーム
観戦者数:1010人
鳥取県立米子産業体育館
会場を緑に染めた地元鳥取の少年少女バレーボーラーたち
今年もJTサンダーズ広島のホームゲームは、中国地方5県を周りながらの開催だ。
今後、来年から始まる新リーグ構想に従って変化していくと、こういう開催方法はできなくなっていく。果たしてそれでいいのか、と思うSVリーグ構想。龍神で人気の出た海外組の取材を細かくしたりする人はいても、新構想に切り込む取材をするジャーナリストはいないのか、と思ってしまう。
中国地方、広島県広島市、という場所に本拠地を構えるJTだから、広島市だけでなく広島県内(福山市、東広島市、呉市、廿日市市など)のバレーボール協会と広島県バレーボール協会が協力してホームゲームを開催している。
中国地方唯一のVチーム(男子)ということで、山口、岡山、鳥取、島根でも開催している。これが、本拠地で80%開催と限定されると、ずっとグリアリで開催することになるのかな。グリアリまで、ここ=鳥取県米子市の人が来るだろうか?鳥取や島根にも現段階でバスケの様にバレーボールチームを作れ、という方向なのかな。5000人以上入れる体育館での開催、って条項も、今存在している、3000人収容規模のアリーナ「エフピコアリーナふくやま」や「エントリオ」が生きない、っていうのも…ううーーーん、と思ってしまう。
今日の試合開催地、鳥取県米子市には、Vチームは無い。
が、毎年、米子市か鳥取市のどちらかでJTサンダーズ広島がホームゲームを開催することで「生のバレーボールの試合」をお届けできていると思う。
正直、「JTファン」としては、ホームゲームを開催しているのであるしJTを応援して欲しいのであるが、毎年この米子大会or鳥取大会は、ホームチームも相手チームも関係なく「バレーボール」に対して盛り上がってしまい、JTの対戦相手には「ホーム感が無くて戦いやすい」とまで言われてしまっている。
だが。
バレーボールは楽しい💕ので、それはそれでいいじゃんか!と思っている。
そんな「米子大会」。小学生バレーボーラーがハリセンを叩きまくって、大変盛り上がっていたのだが、最後は疲れてしまっていた感じ、でもあった。さぁ!そんな試合内容!結果は、どうだった?!
25-20
18-25
24-26
25-20
15-9
セットカウント1-2からの、逆転勝利でしたーー!!
セットカウント3-2勝利!
ポイント2 GET!
スターティングメンバー: →選手交代
OH:ラッセル、新井 新井→坂下
MB:安永、三輪 安永→川口 リリサ:山本将平
OP:ジャンチュアン
S:前田 前田→金子
L:唐川、西村信
チーム最多の43本のサーブを受けた新井選手
安永選手のクイックが相手ブロックの脇をすり抜ける
コートの奥から正確な2段トスを上げる唐川選手
相変わらず、ベンチinとoutの選手の入れ替えは全く無い、ロサノ監督…。
選手のモチベがどうなのか心配だなぁ、と思っていましたが、スタッフさん掲載の前日練習の様子では、リザーブ組(主に「国体優勝組」)が現主力(スタメン)相手に楽しくやり返している様子がお知らせされ、「ん。これは、チームとしては問題ないな」と思いましたね。
今日の第1セットは、「サーブが決まる」時のJT。
第2セットは、「サーブが決まらない」時のJT。
当然、勝負は、1-1になった後の第3セット。リードされてたところ、21-24の時にも、その後、諦めないで「選手交代」してきた監督。ごめんなさい。「珍しく、動いたわー」と思ってしまいましたw
24-25からの「お見合い」には『心理的な作用=動揺』があると思われるので、スタッフの方は分析・対策、きちんとお願いします。
…ちゅうか。第2セットの多大なミス群も、突き詰めれば、『心理的作用』だと思うぞ。相手のテンポに焦ったのではないか、と。アナリストチームは、そこらへんもきちんと見て欲しいなぁ。
今シーズンのうちのディフェンスはそう悪く無い、のに、崩されている原因。テンポが全体的に速くなっている。その中で、違うテンポの者も居る、という、言い難い違和感。焦りも出るよね。
全てが「気持ちの問題」で済ませられるわけではないことは重々承知。でも、「気持ちよく」プレーする方が「頑張って」プレーしているよりも、パワー発揮できるんじゃないん?それは、多分、バレーボールをプレーしない人でもそうなんじゃないんかなぁ。
第3セット終盤以降、JTは苦しい展開だったけど、OPチュアンは「気持ち良く」打っていた。ロンや新井くんは「合わせて」「頑張って」打っていくけど、天然物・チュアンの調子を維持するのは至難の技。前田のセットがチュアンを「気持ち良く」打たせていた、と思う。結局、これが、第4セットを取り切り、最終セットを取り切る力になったと思う。
ラッセル選手のスパイクが相手ブロックを弾いて決まる
新井選手のブロックが決まる
前田さんを褒めときながらなんなんだが。
今回、珍しく、うちの監督が「動いた」ポイント。前衛でセッター前田のところに金子、という選択。相手のアタックが、悉く、前田の手を狙ったり前田の上を抜いたりしているのはわかっていたが、監督は全く動く気配が無かった。が、今回は動いた。結果、金子がブロックポイント!!という派手な結果では無かったが、金子が1枚ブロックでも高くて強いことを見越して、金子を避けてきた攻撃を、新井が決めた!!だった。うーーー!!痺れるーーー!お帰り、金子!!
第5セットでも金子の出番はあったが、「得点に結び付かなかった」ので監督の評価は宜しくなかったようだ。
でも、ね。でも、よ?!Aパスでなくても、そこにセットしちゃう能力、や、ハイセットでもそこにセットしちゃう能力、って、レセプ不安定なチームからしてみたら「宝」だと思うんだが。(詳しくは『神様のバレー』をお読みください)
開幕してから、ベンチ入りはしているものの出番がなくて今ひとつチームに混ざっていなかったように見えた金子が、今日「しっかり」チームの中に入りました。更に「厚く」なったね?!
新井くんがとても良いんだが、レセプの部分で、「ニコイチ」の様に出張ってくれる坂下くんの力強さよ。リービンと武智くんの関係を彷彿させる。いやぁー!!楽しいなぁ!!!
明日も米子で東京GBと対戦です。やるぞーーー!!!
頑張れ!JTサンダーズ広島!!
.頑張ろう!NIPPON!!(ちゃこ)
※追伸
今日は、コートDJが「メグちゃん」1人でした。とっても頑張ってくれてました。会場の放送係のミスもあり、メグちゃんに負担かかったのではないかと思います。大丈夫!!うちらがおるよ!!一緒に頑張るよ!!
画像は4勝目を挙げ背番号4の三輪選手を中心に記念写真を撮る選手たち