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2024年01月03日
編集部

カープダイアリー第8482話「NHKBS『森保一×池田太 日本代表監督に聞く』を聞くことの意義(2024年1月3日)

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森保一監督
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画像は日本サッカー協会の宗政潤一郎常務理事(左)から大しゃもじを送られて笑顔の森保一監督

 

この記事は田辺一球|note 記事を流用しています。

 

<カープダイアリー第8482話「NHKBS『森保一×池田太 日本代表監督に聞く』を聞くことの意義(2024年1月3日)>

 

 

NHKBSで「森保一×池田太 日本代表監督に聞く」、2時10分から49分)がオンエアされた。

NHKHPには、「見どころ」として、同番組チーフプロデューサーの言葉が掲載されている。
 
2023年は、Jリーグが始まって30年を迎えた節目の年でした。
これまでの積み上げがワールドカップ7大会連続出場、海外で活躍選手を輩出する結果につながり、日本代表は劇的に成長してきました。
今回、JFAの新施設で収録した監督2人の熱いトークは90分超え。
「目標設定は優勝」「主導権を握る戦い」「日本サッカーの強み」
「限られた時間でのチーム作り」「選手とのコミュニケーション」
2人の言葉から、日本サッカーの「現在」と「未来」が見えてきました。>

 

進行役は槙野智章さん。広島生まれ、サンフレ育ち。森保監督の下で多くのことを学んだ“チルドレン”のひとりだ。

両指揮官の対談収録は90分に及び、それを半分以下に編集したという。代表戦の模様や関係者インタビューもあるから、総尺39分といっても対談の大半はカットされてしまう。

それでもテーマごとに実にうまく編集されていた。ビッグな(はずの)ふたりを前に、その切れ味が変わらない槙野さんの進行は、編集者やCPにとってはこれ以上ないアシストになったはずだ。そして、おそらく視聴者は森保ジャパンのW杯制覇や池田なでしこジャパンの2024パリ五輪制覇に向け胸躍らせたことだろう。

 

森保監督は2022カタールW杯まで5カ月を切った7月1日、広島市内で開催された「サッカー日本代表・森保一監督を激励する会」に出席して地元企業・団体、県・市関係者、メディア関係者、広島県サッカー協会関係者に“激励”された。

その中で湯崎英彦県知事は「できれば決勝戦へ…私はそういうことが森保監督ならできるんじゃないかと感じています」と大きな期待を口にした。

森保監督は、あいさつのなかでこう話した。

 

「ここにはサッカーに携わっておられる方がたくさんいらっしゃいますが、日本のサッカーの層の厚さで我々は勝つことができたと思っています。予選を戦っていく中で、当然アクシデント、不測の事態、想定外は起こります」

「選手がケガで招集できなかったり、コロナで招集できなかったり、いろいろな事情で招集できなかったりという中で、固定の選手だけで予選を勝ち抜こうと思っていたら勝てなかったと思います」

「日本全国、各地のチームの指導者の方々が普及育成、選手を育ててくださって、多くの素晴らしい選手を輩出していただき、代表トップにつなげてくさったことが、ケガで誰かが欠けてもコロナで来れなくなっても、ほかの選手が入っても必ずチームが輝く、チーム力が落ちずに結果を出せるということにつながったと思います」

 

W杯開幕前の時点で森保ジャパンメンバーはおよそ80人にまで膨れ上がっていた。最終予選敗退の危機もあり、“ボロカス”に書き立てるメディアが数多くあった。特にメンバー選出に関しては「なぜ?」「どうして?」の連呼だった。しかし、広く人材を募り、広く登用するスタイルを森保監督は貫いた。

結果、2024年元日の国際Aマッチを迎えた時点での代表メンバーはおよそ120人にまで膨れ上がっていた。誰が来ても闘える。2023年の日本代表国際Aマッチ成績は引き分けと負けのあと8連勝で元日勝利で9連勝の新記録!しかも1試合平均で4点に迫る得点力…

 

激励する会での森保監督はこうも言った。

「みなさんがお聞きしたいと思っているのは、おそらくここから先のことだと思います。ワールドカップで我々がどう結果を出すか、私自身はこれまでの日本サッカーの歴史はベスト16が最高だったところを、そのベスト16の壁を越えてベスト8以上に行くということをお話させていただいています」

「ベスト8って中途半端な目標ではなって思われている方もひょっとしたらいると思いますけど、ベスト8に行くということは、優勝も狙える層に入っていくことだと私自身は考えています。その時のいろんな状況、条件でバスト4、決勝、その先の優勝のトロフィーも掲げる、その層に入っていくことが大切だという現実的な話をさせてもらっています」

 

その日は舞台裏でもメディアの単独取材を受けた。そこではさらりと言い切った。

「ドイツ、スペインとも十分互角に戦えます。日本人の良さを大切にして、それぞれ相手に応じたスタイルで戦うことができれば勝てるチャンスは必ずある思います」

そこまでの思いを森保監督が吐露したのには理由があった。代表監督として目指してきたことはただひとつ。日本サッカーのレベルを引き上げて、少しでもいい形で次の監督にバトンを手渡すこと。そう、1993年のカタール・ドーハの悲劇で始まった自身の戦いを、再びピッチに立つドーハで“幕引き”するつもりだったのである。

 

森保一×池田太の対談は、おそらくどんな競技種目にも通じるものだろう。NPB主催で新井貴浩監督ら12球団の一軍と下位組織の指導者を集めてこの対談を聴講するのもあり、だろう。その場合、オブザーバーは栗山英樹さん。

NHKは、そのあたりのことがよく分かっているようだ。あす4日からBSで新番組をスタートさせる。その名も「栗山英樹 ザ・トップインタビュー」。第1回はファーストリテイリング会長兼社長・柳井正。「世界一」をテーマにリーダー論を語りあう“対談ドキュメント”だ。

5兆円近い資産を有する日本一の富豪・柳井正さん。広島市中区袋町に1984年6月2日、ユニーククロージングウェアハウス1号店をオープンさせた。地元誌「タウン情報ひろしま」の表4広告が話題になった。そうユニクロもまた広島生まれ…

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