地域と共に、みんなの広島スポーツ交流マガジン

画像は高橋陽一郎先生、渾身の作品「キャプテン翼」壁画、過去から未来へ、平和を願いモノクロからカラーにグラデーションがかかっていて「枠」も黒から白に…

 

広島市主催の「広島サッカースタジアム竣工式」とサンフレッチェ広島主催の報道関係者向け内覧会が１月31日にエディオンピースウイング広島であった。

 

２月１日、同スタジアムは開業する。

 

朝8時ごろから夕方まで、あまりにもボリュームがあってお腹一杯の内容だった。午前中にサンフレッチェ広島の仙田信吾社長が「朝から胸がいっぱいの時間…」とポロッとこぼされていたが、ほんとにそう…キャプテン翼の高橋陽一郎先生も日本サッカー協会次期会長の宮本恒靖さんも笑顔だった…なので、特に印象に残ったことだけ独自の視点で箇条書きにする。詳細はHPや他メディアでご確認ください。

 

※この記事に関連する画像はのちほどアップします。

 

①メインスタンド側コンコース（３階）上階VIP席からの眺めは、ほとんど欧州スタジアムのランドスケープ、南東角の空間の先にリーガロイヤルホテル広島が見えて、どんな都会なんか？という感じ、同時に背後には本川の流れ、自然と人工のマッチングお見事…

 

メインスタンド（東側）から見たスタンド風景

VIPのフロアで竣工式を取材するメディア、奥行きすごい…

VIPフロアから見る32×９メートルの国内最大級メインビジョン

さっそく森保一監督からメッセージが…

バックスタンド（東側）で手を振るサンチェ

コンコース東側（３階）でのショップ試食会に”群がる”メディア

メニューは2024年開幕時で、イギリス、スペイン、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本、メキシコ、ブラジル、アメリカ、アジア地域…商品点数およそ１５０、売り場は３階コンコースのほか、２階、５階を加えた全16店舗と売り子スタッフ

バックグラウンド側（東側）の１層スタンド２階からメインスタンド側を望む

バックグラウンド側（東側）の１層スタンド２階席から見るとこんな感じ

同フロア南東角から北西方向を望む

ピッチレベル、南側から北側を望む、一般席の幅約50センチ、奥行き約85センチ、エディオンスタジアム広島よりずいぶんワイド！そして前後幅もこの余裕

上記写真とは逆方向、北側から南側を見るとこんな感じ、ピッチとの距離感近い…

同じアングル、コンコースのある３階レベルから見る風景

南側を望む、泣ける…この天然芝ピッチレベル

②「エディオンピースウイング広島はスポーツ、夢、平和を発信するという大きな役割を持っています。それは被爆の復興に際して多くの若者に生きる勇気を与えたのがサッカー、広島にしかない特別な歴史があるからです」…の仙田信吾社長の前振りのあと紹介された高橋陽一郎先生らによる樹幕式。先生の平和に対する思いが十分に伝わってきたと同時に、施設内を見学されたあとのコメントを聞いてさすが！「お客さんが入ってなかったのでフラットというか、ありのままのスタジアムを見学できて、曲線がすごくいっぱいあって、しなやかな、かっこいいスタジアムだなと思いました！」先生の壁画（直筆サイン入り）はいつでもだれでも観ることができます！

③トイレの数、少な過ぎない？（苦言、記念すべき日に申し訳ございません）

④メーンスタンド最上部に上がってみたけど、高いです！降りる時、つまずいたら一発でやばいことになりそうで…

２層スタンド（１層スタンドは１～コンコースのある３階）メイン側（西側）最上階の７階はこんな感じ

メイン側（西側）最上階の７階から南を見ると広島商工会議所ビルの右端に、かろうじて原爆ドームの一部が確認できる、近い将来同ビルが解体されるので、その時にはスルーする空間が欲しい

ピッチ見下ろし感が強烈、システムなどよく分かります、しかし階段の”前のめり感も強烈

⑤導線、案内板大丈夫？（これも苦言…）実はメディア内覧会でもアクセスのことは、ほとんど触れてなかったような…よく見たらスタジアム東側の通称「ひろしまスタジアムパーク」（工事中、8月完成予定）との間に基町地区住民用の通路を挟んでフェンスがあるから南側（白島側）からのアクセスは現在NG。この先、どこをどう通って試合のある日、ない日に地元の人や遠隔地の人が行き来するのか、まだひろスポ！は勉強中…

スタジアム南西地点から撮影、こうした階段ほかの周辺エリアは自由に回遊できる、階段スペースがひろスポ！のイメージよりずいぶん狭い、福山市のエフピコアリーナふくやまでは階段部分が憩いスペースになっているのだが…負けた…

その階段の上にピースウイングオフィシャルストア

同ストアは下層階の２階にあり、日本初となるファナティクス・ジャパンとの共同経営、売り場面積約400平方メートル、クラブグッズに加えて県特産品など観光スポットとしての商品も揃う

楽しくお買い物！

ピースウイングオフィシャルストアから見て南側、スパイラル広場と呼ばれる南東コーナーにエディオンピースウイング広島のモニュメント、横幅３メートル80センチ、高さ２メートル95センチ、（株）エディオンが街の中心部とスタジアムをつなぐペデストリアンデッキ（歩行者通路、デッキ）の到着ポイントに設置した、画像は森崎和幸クラブ・リレーションズ・マネージャー、画像を見てわかるように足元にソフトさはない、転倒など細心の注意が必要だ、だって子どもはやめろ、と言っても走り回りますから…

ひろしまゲートパークや原爆ドームと結ばれるデッキ

デッキは城南通りを跨ぐ、車道とスタジアムは至近距離、要するに南北軸は敷地内いっぱいいっぱい

⑥オフィシャルショップなど、スタジアム施設には城南通りを跨ぐ歩行者デッキからアクセス可！試合のない日でも、自由に誰でもスタジアム気分になれます！…でも、足元は固いし、階段、スロープもあるし、安全面はどうなんでしょうか？（これは苦言ではなくて心配ごと…）子どもたちってきっと走ります、マツダスタジアムでは雨の日、よくコケてます…そのマツダスタジアムよりも施設が大きいので、人員配置大変そう…

⑦アクセス方法どうなってる？実はメディア内覧会でもアクセスのことは、ほとんど触れてなかったような…よく見たらスタジアム東側の通称「ひろしまスタジアムパーク」（工事中、8月完成予定）との間に基町地区住民用の通路を挟んでフェンスがあるから南側（白島側）からのアクセスは現在NG。この先、どこをどう通って試合のある日、ない日に地元の人や遠隔地の人が行き来するのか、まだひろスポ！は勉強中…

⑧広島サッカーミュージアムはボールゲームで体を動かすことができて子どもたちにはきっと大人気！ただ、展示内容はどちらかと言えば「サンフレッチェ広島ミュージアム」、サンフレッチェ広島レジーナのみなさんの笑顔のそばに得意の「作品」をズラリと並べるとか、今後に期待…

⑨サンフレッチェ広島としては「試合のない日」に英知を結集して多くの人に足を運んでもらわないと、営業的にも苦しい…原爆ドーム、そして旧広島市民球場跡地（ひろしまゲートパーク）から徒歩７、８分圏内。原爆ドームを見学したインバウドや修学旅行生らに、いかに広島＝サッカーの歴史と魅力や深みを体感してもらうか？実は、この数分の距離が非常に難しかったりします…いろいろこれまで各施設など取材した経験上そう感じます、具体策が必要…

⑩忘れてました、朝から小雨が降っていたのに、座席レベルはどこもぜんぜん濡れず！屋根は天然芝ピッチ上部までかかっているから最強⁉余裕ある座席、座り心地ナイス！

 

以下、参考までにサンフレッチェ広島からのリリース↓

日本初『まちなかスタジアム』で超熱狂体験！新サッカースタジアム『エディオンピースウイング広島』いよいよ2024年2月1日開業！

 

日本初の『まちなかスタジアム』で超熱狂体験を！サッカー観戦だけではない、来場者全員を魅了する新たなスタジアム体験を初解禁！キックオフ・プレゼンテーションを2024年1月31日（水）開催

 

株式会社サンフレッチェ広島は、2024年2月1日に開業し、2024シーズンより新たな本拠地となる『エディオンピースウイング広島』にて、新サッカースタジアムの魅力を一挙に体験できる「キックオフ・プレゼンテージョン」を開催しました。

 

新サッカースタジアムの敷地面積は49,914㎡、地上7階建て、中四国最大席数の観客席約28,520席を備え、広島市内中心部の原爆ドームから徒歩8分の“まちなか”に位置しています。

 

スタジアムのコンセプトは、「歓声と憩いをまちなかに。」多くの県民・市民に日常的に親しまれ、県外の方も何度も訪れたくなる魅力的な空間づくりを目指し、国際平和都市・広島にふさわしいシンボリックなランドマークとして世界基準の施設設備を備えています。

加えて、誰もが楽しめる体験型の『広島サッカーミュージアム』や、新設のサッカースタジアムでは日本で初めてファナティクス・ジャパンと共同運営し、クラブグッズや広島県特産品など幅広いラインナップを揃える『ピースウイングオフィシャルストア』。世界をテーマにしたスタジアムグルメをサッカークラブで初めてエームサービスと展開するなど、ハード面だけではなくソフト面でも魅力満載のスタジアムで、超熱狂体験をお届けします。

 

■世界レベルの音と光の連動演出を全身で体感！

国内最大級32m×9mのメインビジョン、全周380mのリボンビジョン、多彩な演出が可能な競技照明にムービングライト16台、緻密な設計でどこでも高品質な音を聞くことができる音響設備など最新鋭の演出設備を導入。

 

競技照明はモジュール単位で制御可能で、競技のみならず演出にも活用できる照明システムを採用しています。16台のムービングライトはキャットウォークに設置し、競技照明と共に、最先端の連動演出を実現します。さらに、競技音響は、指向性の高いスピーカーを採用することで、場外への音漏れを抑えつつ、不要な反響を抑え、クリアで迫力のあるサウンドを実現しています。

 

また映像統合システムでは各ビジョン、照明、音響との連動をおこない、一体感のある場内演出が可能に。圧倒的な臨場感や躍動感を伝え、これまでにないスタジアム体験を提供します。

 

■サッカーファンだけではなく、誰もが楽しめる体験型のミュージアムが誕生！

広島サッカーミュージアムは年間を通じてサッカーファンだけでなく、誰もが楽しめる場として誕生。広島サッカーの歴史を紐とき、被爆からの復興とサッカーの関わりサンフレッチェ広島の未来へ続く人材育成。広島サッカーを知って学べるコーナー。体を動かしながら楽しめる体験型コンテンツなど魅力満載のサッカーミュージアムです。

990㎡、300坪の広さを持ち、まず、入口で皆さまをお出迎えするのは、サポーター投票で選出された歴代イレブンや名監督を迫力満点のグラフィックに仕上げた巨大壁画。巨大壁画を通り、奥に進むと大きく６つのゾーンにわかれて広島サッカーの魅力を発信します。

＜1.サッカー王国広島＞

サッカーが日本に伝わった後、戦後の広島の復興の希望となって、現在まで紡がれてきたサッカー王国広島の歴史の物語をウェルカムムービーと年表で辿ります。

 

＜2.平和のスタジアム＞

新スタジアム建設までの道のりや戦後、丹下健三氏によって作成された広島復興計画には、平和公園の延長線上にスタジアムを設置した「平和の軸線」構想平和の軸線について紹介します。

 

＜3.サンフレッチェ広島＞

1992年に広島をホームタウンとするプロサッカーチームとして誕生。創立31年目を迎えるサンフレッチェ広島の栄光の軌跡の時系列展示に加え、日本一の育成型クラブとして、選手育成にかける想いなどを紹介し、クラブをよく知っている人も知らない人も興味を持って楽しめる展示となっています。

 

＜4.サンフレッチェフットボールアカデミー＞

サンフレッチェが誇る3人のレジェンドがコーチとなり、サッカー上達のポイントを解説します。実際にボールを使うコンテンツでは、一人でも、家族・グループみんなでも楽しめる体験型となっています。

 

＜5.ユニフォームギャラリー＞

時代と共に変化してきたサンフレッチェのユニフォームを展示します。初代ユニフォームやコラボユニフォームなど、懐かしいユニフォームが並びます。

 

＜6.イベントスペース＞

サンフレッチェファミリーイベント、キッズイベントなど、新たなコミュニケーションの場になるような企画展や催し物を期間限定で行います。

 

■ファンも観光客も熱狂する、新たなサッカーストアへ！日本初の共同運営で超熱狂を後押しする商品ラインナップを展開！

新設のサッカースタジアムでは日本で初めてとなるファナティクス・ジャパンと『ピースウイングオフィシャルストア』共同運営を実施。売場面積約400㎡のこの店舗は、スタジアムの顔となる東面のパーク側に面し、サンフレッチェ広島の新たな旗艦店として展開します。

単なるサッカースタジアム施設に留まらず、観光スポットとして一新。観光に訪れる方に広島の魅力を存分に感じていただくため、これまでにない斬新なグッズ展開をご用意しています。

加えて、体験型のアイテムを導入した他、以前のストアと比較して約3倍のグッズに拡充し、広範なファンの皆さんに応援いただける商品ラインナップを目指しました。

ショップ空間のベースカラーであるグレーカラーは、スタジアム建築のコンクリートに調和しながら、サンフレッチェ広島のチームカラーの紫を最大限に引き立てるカラーとして使用しています。

店頭什器や店頭照明、カウンターの腰など、お客様が目に止まりやすい箇所には、サンフレッチェ広島の名前にも用いられている“三本の矢”をモチーフとした、矢羽根意匠を施す事で、旗艦店ならではの空間を感じて貰います。

さらに、1Fのミュージアムと2Fグッズショップを一本の紫のラインで繋ぐ事で、相互の連動と施設としての一体感を生み出しています。ぜひ、ストアにお立ち寄りいただき、新しいサンフレッチェ広島の魅力をお楽しみください。

 

【新ストアの主な特徴】

1.推し選手のオリジナルグッズを制作！ヒートプレス機導入によるカスタムサービス

ユニフォームやコンフィットへのネーム＆ナンバー加工の他、Tシャツ、マスク、トートにはカスタマイズ用のワッペンで加工が可能となります。

2.アミューズメントアイテムサービス

キーホルダーカスタム機の導入により、お好きな選手を選択して、ユニフォーム型のキーホルダーがカスタム可能に。

3.グッズを約3倍に増加、食品からアパレル・ユニフォームまで幅広い商品展開

 

【開業記念商品】

PEACEWING HIROSHIMAの内観をイメージしたデザインのグッズとイラスト調にデザイ

ンしたグッズを幅広く展開しています。

1.スタジアム内観をデザインした＜PEACEWING開業記念プリントフェイスタオル＞

2.チームカラーの紫を基調としたTシャツにワンポイントがデザインされ＜PEACEWING開業記念Tシャツ　パープル/ネイビー＞

3.＜PEACEWING開業記念ベースボールシャツ＞

など、様々なグッズを用意しています。

 

【アパレル商品】

日常使いができるように最も注力したのがアパレルグッズです。全選手展開商品（タオル）にサンチェ・フレッチェも新登場し、エコバッグをはじめサンフレッチェのかわいいアイテムが今後も続々登場予定です。

 

【観光品】

折り鶴チャームや、はっさくゼリー・尾道ラーメン・ふりかけ・瀬戸内レモンなど広島を代表する食品関連の観光品の数々をピースウイングオフィシャルストアに凝縮しご用意しています。

 

【オープンキャンペーンについて】

2/10（土）のストアグランドオープン当日、数量限定で『ピースウイングオフィシャルストア』にて3,000円以上購入された方に、オープン記念のステッカーをプレゼントいたします。

 

■テーマは“世界”！サッカーならではの、ワールドワイドグルメを食べつくせ！

Jリーグクラブで初めてエームサービスと包括契約を締結し、新たなスタジアムグルメを展開します。コンセプトは『世界のリーグを食べつくせ！』。世界中で親しまれているサッカーの特徴を活かし、また国際平和都市広島にふさわしいスタジアムグルメとして、ワールドワイドなグルメ展開を実施します。

2024シーズン開幕時には、イギリス、スペイン、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本、メキシコ、ブラジル、アメリカ、アジアと全9ヵ国、1地域のグルメ、商品点数約150点を投入予定。さらには、選手コラボメニューとして選手と一緒に考案したメニュー展開も予定しています。

売り場は、3階コンコース売店をメインに、2階、5階と3フロア全16店舗に加え、新たに売り子スタッフサービスも導入。客席にいながらでもビールやドリンク、お菓子を注文でき、より快適なスタジアム観戦の実現を目指します。試合前も試合中も、いつ来ても魅力的な、新スタジアムグルメをお楽しみください。

 

＜スタジアムグルメ特設サイト＞

www.sanfrecce.co.jp/aso/stadium_gourmet/

 

【エディオンピースウイング広島について】

エディオンピースウイング広島の名には「恒久平和と、夢や希望を持って明るい未来へ羽ばたく」との願いが込められています。

翼（ウイング）をイメージして設計されたスタジアムの屋根にも由来しています。（略称は「Eピース」。条例上の正式名称は「広島サッカースタジアム」）

スタジアムのコンセプトは世代や国をこえて、人が集い、楽しみ、歓喜し、憩う、まちなかスタジアム。

日本で初めての都心交流型スタジアムパークとして、サッカーの試合日以外もスタジアムと公園がひとつになってさまざまな施設や多目的な機能を融合させ、365日のにぎわいを作ることを目指しています。

＜オフィシャルホームページ＞

www.hiroshima-stadiumpark.jp/peacewing