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2024年03月28日
編集部

開幕一軍メンバー発表!2月1日からのキャンプ、オープン戦を振り返りながら新井カープを占う…のは難しい…

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久保修
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画像は打ってよし、走ってよし、守ってよし、立ち姿よしの久保修

 

日本プロ野球機構(NPB)が午後からセ・パ両リーグの一軍登録選手(開幕一軍メンバー)を発表した。

 

セ・リーグでは阪神とDeNAが28名、巨人と中日は29名、ヤクルトと広島は27名。

 

広島登録選手

 

投手
九里 亜蓮

大道 温貴

森浦 大輔

栗林 良吏

中崎翔太

益田 武尚

塹江 敦哉

矢崎 拓也

島内 颯太郎

河野 佳

捕手
會澤 翼

坂倉 将吾

石原 貴規

内野手
上本 崇司

田中 広輔

堂林 翔太

マット・レイノルズ

菊池 涼介

小園 海斗

矢野 雅哉

羽月 隆太郎

ジェイク・シャイナー

 

外野手
秋山 翔吾

野間 峻祥

松山 竜平

久保 修

田村 俊介

 

投手陣は、開幕後に動きがあるのでこのメンバーが全てではない。先発ローテ6人の中では開幕投手の九里亜蓮の名前しかない。

 

 

社会人2年目の河野佳はオープン戦後半にキレのある球で相手と勝負することができていた。同じく社会人2年目の益田武尚はオープン戦8試合に初の開幕一軍に名を連ねた。先発する能力を備えているが、当面は中継ぎに回る。

 

 

サイドスローに変えて左右打者の反応をチェックするためにチーム最多のオープン戦9試合に投げた塹江敦哉と、昨季の“迷走”からの巻き返しを狙う森浦大輔。この左腕コンビの出番も増えそうだ。

 

 

昨季48試合に投げて“給料”が跳ね上がった大道温貴にも、大きな期待がかかる。オープン戦では球筋が安定していなかったが、しびれる場面をこなしながらアジャストしていく。

 

 

勝ちゲームを任される矢崎拓也と島内颯太郎に大きな問題はなさそう。2月以降、一軍帯同期間が短かった中崎翔太も首脳陣からの信頼は厚い。

 

 

一方で、もしかしたら若干の不安を抱えたまま開幕を迎えることになるかも?という感じの栗林良吏は、開幕3連戦でどうか?オープン戦では5試合5イニングを投げて自責0。しかし3月16日のDeNA戦(マツダスタジアム)では度合隆輝(開幕一軍)、林琢真(同)、蝦名達夫の一、二、三番に連打された。(牽制アウト、盗塁アウトなどで無失点)

 

 

沖縄キャンプやオープン戦中盤まで大きく取り上げられた19歳の剛腕、斉藤優汰は二軍スタート。同じくオープン戦半ばまでチャレンジを続けた大卒ルーキーコンビの高太一(オープン戦5試合で防御率5・40)と滝田一希(同4試合、防御率0・00)も二軍で登板機会を増やす。

 

 

現役ドラフトで新加入した内間拓馬はオープン戦3試合に投げて防御率10・13。チームのオープン戦全19試合のうち7試合まででその力量を試されたが、四球からの自滅では厳しい。西川龍馬の人的補償で広島入りした日髙暖己は一度も一軍で投げる機会がなかった。

 

 

けっきょくオープン戦13試合を終えた時点で救援陣の陣容はほぼ固まっていたようだ。14試合目からの6試合で登板しながら開幕一軍に名前のなかったブルペン組は育成ルーキー、杉田健(もうひと息、ふた息で支配下登録のはず)だけ、だった。

 

 

なお、2月のキャンプイン当初は先発ローテ候補と言われていた森翔平はオープン戦登板1試合3イニングに投げたのみ。同じく遠藤淳志に至っては登板機会ゼロだった。ドラ1右腕の常廣羽也斗も、二軍での実戦初マウンドまでにはまだ時間がかかりそうだが焦りは禁物。

 

 

捕手3人は“額面通り”。オープン戦9試合目まで一軍に帯同していた高木翔人は北海道遠征のタイミングで外された。

 

 

野手ではチーム最多のオープン戦3発の田村俊介、走・守・攻でキレ味抜群の久保修のフレッシュ外野手コンビが開幕戦の舞台に立つことになった。チームナンバーワンの俊足、羽月隆太郎もギリギリのタイミングで滑り込んだ。代走の切り札…

 

 

代わりにキャンプ×オープン戦“健闘賞”でもおかしくない二俣翔一や、田村俊介と“セット”で打力アップを目指してきた林晃汰の名前はなかった。二俣翔一はオープン戦14試合で25打数5安打9三振、打率・200。林晃汰も14試合で21打数3安打7三振、打率・143。ともに長打力が最大の売りだが、柵越えなし。

 

 

チーム最多のオープン戦50打数の田村俊介に次ぐ47打数のチャンスをもらった中村健人も一軍枠から弾き出された。1本塁打も打率・152、11三振。ヘッドを使うためにトライした特徴的な打撃フォームは一軍レベルには通用しない?

 

 

“改善”が吉と出たのが矢野雅哉。セカンド、ショートに加えて外野も守るが課題はバッティング。キャンプ序盤には結果が欲しいから力む、力むから飛ばない、の悪循環だったようにも見えたが、途中からヘッドの効く、またはファウルで粘る打ち方に変えてオープン戦16試合で26の6、打率・231プラスチーム最多の5死四球は“合格印”だろう。

 

 

左打者ではオープン戦打率・500(12の6)の松山竜平を筆頭に、同・319の小園海斗、同・286の田中広輔、同・250の坂倉将吾、同・242おの秋山翔吾は数字だけでなく内容にも見るべきものがあった。当然と言えば当然ではあるのだが…

 

 

それだけに同・091の野間峻祥の“入り”が気になるところ。“突貫工事”ではうまくいかない。

 

 

右打者ではジェイク・シャイナー(同・打率111)とマット・レイノルズ(同・打率154)の“本番に強い”キャラを願うのみ。新選手会長の堂林翔太は同・打率214も本塁打2本を放っており、どこでも守れて何番でも打てる上本崇司とともに両外国人をバックアップする。

 

 

オープン戦チーム打率は12球団最低の・211。低打率をカバーするためには塁にたくさん出て、どんどん先の塁に進み、安打以外でも得点して、走者を溜めたところでドカンと一発!

 

 

オープン戦19試合で同じ打順は一度もなし。まず誰が開幕一番を打つのか?そこから予想はかなり難しいが、新井貴浩監督と首脳陣はどんな“策”を胸に開幕3連戦に臨むのか…
(ひろスポ!取材班&田辺一球)

 

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