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2015年10月15日
編集部

スキルの高いカープファンが指摘する「今季一度も首位に立てなかった球団の本質」

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広島・緒方監督に対するカープファンの支持率が0パーセントのまままったく動く気配がない。(ひろスポ!調べ、第2回中間発表まで)

それでは「投票」してくるファンはどんな方たちなのか?過去2回の集計分を見ると、「投票」は全国に散らばるカープファンによって行われ、「投票」する側の”層”はカープ応援歴が非常に長い傾向にあることがわかる。

言葉は悪いがそんじょそこらの!?のカープ女子とは訳が違う…。

さらにこうしたファンの厳しい目は緒方カープだけに止まらず、24年間リーグ優勝から遠ざかっている球団のありようにまで及んでいる。

様々な立場のファンが多角的な視点でそれぞれ、具体的な事例を引用しながら持論を展開したり疑問を投げかけてくる…。今回はそんなファンの声をほんの一部、紹する。

スキルフルなカープファンの声
・いま、あらためてカープのHPを見ると、2月に公取委から勧告を受けたことに対する報告・謝罪等は一切掲載されていません。普通の企業だと事件後も長期間、再発防止策などをトップに掲げて再生に向けた姿勢を強く打ち出すものです。
ついでにとHPを見回しても、カープ球団の企業概要・組織・コーポレートガバナンス等も一切なし。
ちなみに他球団HPでは、ばらつきはあるものの、資本金や役員名、企業理念、社会貢献活動まで掲載している球団も複数あります。
カープの場合、球団事務所の住所すら記載がなく(見落としがなければ)、代表者名は「プライバシーポリシー」に1ヶ所あるのみ。
つまり、12球団中、企業情報の開示状況は間違いなく最下位です。もちろん、株式が公開されていない中小企業ですからその義務はないのですが、これだけの知名度、プロスポーツチームに求められるはずの透明性、無数の企業・行政等を巻き込んだ影響力、そして何よりも100万都市にあって200万人を超える観客動員を誇るチームの運営企業なのに、最低限の情報開示もできていないのは異様です。
ちなみにサンフレは詳細な会社概要が掲載されています。
これらは、他球団のような親会社を持たず、経営や運営に対する外部からのチェックが入らない、危機感の欠如した田舎の古い個人商店の姿勢そのもの、時代錯誤です。24年間リーグ優勝できず、今季一度も首位に立てなかった球団の本質とも言えます。
こんな風に書くと「些細なことをあげつらって悪口を言いふらすのがファンのすべきことか?」・「会社概要が載っていれば優勝するのか?」・「そんなに嫌ならカープファンをやめればいい」という声も聞こえそうですが、ファン・マスコミ・地元有力企業が揃って球団には異論を挟まない(声を挙げると村八分にされる)構図に馴れ切っている、そんな体たらくが長年の不振にもかかわらず、球団にもファンにもマスコミにも危機感が微塵も感じられず、また同じような一年を繰り返す最大の要因と考えます。
球場でのファンサービスも、相も変わらずCCダンスと「ヒーローと記念撮影(これって確か旧市民球場時代に黒田選手が発案したものですよね!?黒さん、呆れてるだろうなぁ…)」、新たなグッズや客席など、収益を生むものに比べて熱意がなさ過ぎです。正直、飽きました。本当に、これを改革するのは途方もないエネルギーが必要ですが、まずは有料入場者が投資の価値なしと見切りをつける、マスコミなどに我々の思いを突き付け、動かす(球団に送っても無視されるだけなので意味なし)、不甲斐ない試合であれば、途中から応援を中断する、など、とにかくひとつずつ実行するのがいいのではないでしょうか。
応援したい気持ちが強い分、もう何年も何年も、シーズンが終わる都度、こんなネガティブなことしか思い浮かばない…本当に寂しいし、悔しいです。(源三郎)

・昨日はレベルの高い野球が見たくて、住まいから近いヤフオクドームに観戦に行ってきましたが、もし緒方監督がホークスを率いたとしても優勝は無かっただろうな…、この采配は緒方には無理…、柳田はカープに来ていたらここまでの選手になって無かったのは確かだろうな…等々、知らず知らずの内に現状のカープと目の前の試合を見比べている自分が居ましたが、最も印象的だったのは2-2の五回表ワンアウト二塁三塁の場面で先発投手の武田投手をスパッと交代させて、8月末から一軍に復帰して今季四試合しか登板が無かった千賀投手に交代させた采配には驚きましたね。
しかも、そのピンチで指名された千賀投手も、交代直後はゾーンを広めに設定したが為の四球を与え満塁としましたが、その後は二者連続三振。これには一緒に観戦したホークスファンも度肝を抜かれてましたが、パリーグはDHの兼ね合いは有るモノの、恐らくカープのベンチなら五回表の同点で招くピンチなら先発投手の続投か、仮にその場面で行けと言われた中継ぎ投手は(居ないだろうけど)打たれるだろうと思いましたね。しかも、千賀投手は六回もイニング跨ぎを命じられたけど涼しい顔して三人で抑えましたからね。
他にも随所に見られる両軍の見所が沢山有ったんですが、選手時代にバッテリーを組んだ2人の指揮官のぶつかり合いは純粋に良いモノ見たと野球ファンとして凄い幸せな気分になりましたね。
一つも負けるつもりは無いと言い切った工藤監督に、これで日本シリーズに行けなければ143試合戦った意味が全て無くなると言い切った試合を決める一打を放った内川キャプテン。発する言葉に引き寄せられてしまいましたが、福岡の街の意見は工藤監督ってもしかして凄い監督かもと言う言葉が多いですね。
普段カープの試合を見ている私からすると、凄いと気付くの遅いじゃろうと思いますが、これだけ継投を成功させる監督とコーチだけで羨ましく思いますね。シーズン中の工藤監督の言葉で印象的だったのは、下から上げる選手の条件は、調子が良い選手を上げるんじゃ無くて、調子の上がる兆候の有る選手を下の首脳陣と連絡取って上げて、調子が上がった時に使ってあげやすい様にしてあげると言ってましたが、恐らく千賀投手もこれに該当したのでしょう。ちなみに、大ピンチを抑えた千賀投手と高谷バッテリーは、2人併せて年俸が推定だけど五千万に達してませんからね…。同じ野球なのに普段見ている野球と全く違うとも感じたパリーグのCS観戦のレポートをお送りしました。

・「旧体制のまま」
嘘でしょ…。オーナーは、なにがなんでもカープを優勝させないつもりか…。
(中略)
毎週、山一証券破綻のドラマを見ていると、必ずカープのことを思い出します。
社員のことなど全く考えず、世間を欺き、会社を食い物にし甘い汁を吸っていた経営陣は、いつまでも桃源郷が続くと思っていたのでしょうが、瓦解する日が来たのです。
当時「あの山一が」と思いました。
今後「あのカープが」と言う日が来ないとも限りません。ブームなんて一過性のもので、すぐ閑古鳥はやって来ます。黒字経営だろうと問答無用で合併され消滅する日を、腐ったトップは我がこととして想像出来ないのです。
今年は「裏切られた」思いです。過去に抱いたことのない感情です。
そう簡単に優勝出来るとは思っていませんでしたが、優勝を最優先に考えるのではなく、まず金儲け、そして選手・監督・コーチの育成優先だったことにガッカリです。
更に「旧体制のまま」2016年を迎えるということに、絶望しています。

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