広島は延長12回もつれ早や3度目で勝ち切れないのが辛いです…大瀬良は九里とともにいぜん未勝利なのも心配です

画像は大瀬良

５月１日　△２－２阪神（延長12回）（マツダスタジアム）
阪神　１１０　０００　０００　０００・２
広島　０００　０１０　１００　０００・２

広島通算25試合10勝11敗４分け（４位、首位阪神まで３・５差変わらず）
18時開始・４時間36分、28,612人
相手先発　伊藤将５回５安打１失点
広島本塁打　－
阪神本塁打　－
広島登録抹消　▼益田

広島スタメン
一番センター秋山
二番セカンド菊池
三番ライト野間
四番ファースト堂林
五番サード小園
六番レフト上本
七番ショート矢野
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー大瀬良５回87球５安打２失点（自責２）

広島は今季4試合目の引き分けで、25試合目にして早くも昨季と同数になった。

＜今季の広島引き分け試合＞

4月19日（マツダスタジアム）巨人戦、延長12回０－０引き分け…先発九里は６回、そのあと７人で継投

４月21日（マツダスタジアム）巨人戦、５回雨天コールド０－０引き分け…先発大瀬良５回完投

４月28日（バンテリンドームナゴヤ）中日戦、延長12回０－０引き分け…先発九里は７回、そのあと５人で継投

付け加えるなら４月13日の東京ドームでも延長12回を戦い、延長十二回に中崎が代打大城にサヨナラ打を打たれている。この時も２対２同点のまま引き分け濃厚だった。

なかなか１点に届かないのが今季の広島打線。…なのでこの日も30日の阪神戦では八番だった菊池を二番に戻し、堂林も４試合ぶりに四番に入るなどの動きがあった。

阪神先発の伊藤将に対しては、10日の甲子園球場での２回戦で８安打を浴びせて２回６失点KOした実績がある。この時の打順は…

野間
菊池
小園
堂林
秋山
上本
曾澤
田村

…だった。

今回のオーダーによる攻略プランは”生煮え”だったようで、２点を追いかける五回、やっと右方向にいい打球が飛び始めた堂林の右犠飛で１点返すのが精一杯だった。

七回には、阪神救援陣が２四球でくれたチャンスに小園がしぶとく適時打して同点とはしたものの、八回以降は延長十二回に出た野間のヒット１本…

けっきょく先発した大瀬良の一、二回の失点があとに響くかっこうになった。中９日でも大瀬良は体が重そうだった。投球テンポも悪く、自ら失点モードにはまったも同然で、コンディション不良では？と心配になってくる。

広島の先発陣で３・４月に勝ちがついたのは…

３月31日、DeNA戦のアドゥワ
４月10日、阪神戦のアドゥワ
４月16日、DeNA戦の床田
４月20日、巨人戦の森下
４月23日、ヤクルト戦の床田
４月27日、中日戦の森下

…で、大瀬良は九里とともに勝てていない。このふたりが軸になって勝利投手になる試合を増やしていかないとチームの勝ち数は思うようには伸びないだろう。（ひろスポ！取材班＆田辺一球）

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