画像で背中を見せているが会見途中で退席するRCC担当者
”注目の”石丸伸二安芸高田市長の会見は広島市中区で午後1時過ぎに始まった。SNSで会見参加希望社は直接、市長に申請するというダイレクト方式?が採用され10数社が集まった。共同通信、時事通信ほか新聞社、放送・テレビ局などが集まった。ついでにひろスポ!も参戦した。
石丸市長は冒頭で…
「本日の流れからお伝えしときますと…おおむね1時間をメドに会見をしたいと考えています。場所の都合で片付けないといけないので1時間で終わるようにご協力お願いします。10社近くお越しとなると…可能な限りご質問にはお答えしたと思うのですが、できるだけ焦点を絞って、調べたら分かることはなるべく聞かないようにお願いします」とまずは軽くジャブ。
そして「では改めまして、本日、わたくし石丸伸二は次の東京都知事選挙に立候補することを正式に表明します」とカメラの前で真顔になったあと「いつもの調子で、メディアへの苦言から入るのですが、テレビ局、この前の臨時記者会見を妙に切り抜く動画を作られたんですか?」と今度はストレートを繰り出した。
会見でにこやかな表情を見せる石丸市長
「ホーム、広テレ、TSS…いずれも中途半端に切り抜かれた、何か意図があったんですか?今目が合ったホームテレビ…」
すると…
「ホームテレビ※の〇〇と申します、インタビューについてだと思うのですが…尺(オンアエする長さ)が限られている中で、伝えたかったのは…」
その理路整然とした説明には、聞いてるこちらもなるほどね!だった。放送VTR編集は難しい(何百回もやったことがあるから分かる)
黙ってきいていた石丸市長も「承知しました、ていねいなご回答をありがとうございました」でそのまま話は次のパートに進んだ。
※5月25日劇場公開される石丸市長のドキュメンタリー映画「#つぶやき市長と議会のオキテ(劇場版)”監督は広島ホームテレビ岡森吉宏、製作・著作広島ホームテレビ
ひろスポ!がこの話をアップするのは「メディア」「発信力」が石丸市長の今後を大きく左右する、と考えるからだ。ひろスポ!はメディアのプロでもありたい。スポーツとメディアは表裏一体、そして巨額のキラーコンテンツ…
どんどん会見は進んでいき「市長辞職のタイミングは?」という質問があった時だった。
石丸市長「……議会はめっちゃ辞めてもらいたがってる?良かったらみなさん取材に行ってあげてください。辞職要求してきた団体もありましたね、えーと、RCCと中国新聞きょう来てますよね?ぜひ取材に行ってみてください、あ!ちなみにRCCまだこの前の〇〇(聞き取れず)伺ってないので今伺ってもいいですか?」
RCC担当者「RCCの〇〇と申します。公開質問状でいただいた分だと思います。…」
石丸市長「はい、いただいたので今、言うとまったく回答になってない…お伝えすると、印象操作になっている、かなり偏向的な報道になっているという評価をしました。実際、コメント欄はRCCへの批判で溢れている、これをどのように受け止めてらっしゃるのか…
RCC担当者「説明(聞き取れず)」
石丸市長「今答えてください!答えられないと残りの時間が過ぎていきます」
RCC担当者 「文書にて回答を…」
石丸市長「ここにいらっしゃる限りは質問を続けます」
RCC担当者「そうであれば他社にも迷惑がかかりますので、退席させていただきます…」
その後、RCC(中国放送)はカメラも退席した。
それからしばらくしてひろスポ!は石丸市長のネクタイが薄紫なので、あのことを質問したのである…
※この項つづく
ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球