雨上がりのマツダスタジアムでアドゥワvsメルセデス…か…広島－ロッテ3回戦みどころ

画僧はアドゥワ

6月９日午後１時30分、マツダスタジアムでプレーボール予定の広島－ロッテ３回戦の試合のみどころを＜田辺一球｜note＞より引用する。

予告先発は広島がアドゥワ（５勝１敗）、ロッテがメルセデス（１勝２敗）

きのうの試合中から降り出した雨は夜になって一度上がったが未明には強まり午前9時時点でマツダスタジアム周辺はザーザー降り。降水確率は正午まで90%、そのあと70%でチケットは完売している。

雨とマツダスタジアム…

過去には散々、“やるやる詐欺”が横行してきた。

球団契約の高性能レーダーが雨だと示していても開門してモノを売り、プレーボール直前に中止を発表したり…

今季はその球団姿勢に変化が見られるようになった。4月3日（水）のナイトゲーム、ヤクルト戦中止は午後１時を回った時点で発表された。正午から100%、午後6時から80%の降水確率だから当然と言えば当然だが…

2度目は4月29日（祝）の阪神戦で午後６時プレーボールだったが正午からの降水確率は90%で午後２時45分に雨天中止が発表された。開門15分前…

前回雨天中止は5月12日（日）の中日戦で試合開始はやはり午後１時30。開門およそ30分前に中止が発表された。

こうした流れを克明に記しているメディアは希少だろう。常に“監視体制”を敷いておかないと、またとんでもないことが起きる。球団職員はコロナ禍の時期も含めて「12球団サイテー」のファン対応をはっきりと認めているのだから…

きょうはアドゥワとメルセデス。佐々木朗希の前に沈黙した打線にとっては手ごわい相手だ。…というか昨シーズン終了後、現場からは「メルセデスを取ればいいのでは？」という声が上がっていたという。取っていればハッチに振り回されることもなかった。

メルセデスは“表向き”１勝2敗だが、防御率１・45はリーグナンバーワン。投げても投げても勝てず、5月25日のソフトバンク戦、開幕から８戦目で自己最長の8回を投げて無失点で白星をつかんだ。

先週日曜日の阪神戦は８回４安打で負け投手。初回、先頭の森下翔太に柵越えされ、それが決勝点になった。カープがドラフト指名すべきだった森下翔太が同じく左腕を打ち砕いた、という最も皮肉な構図だ。

巨人時代にマツダスタジアムのマウンドを何度も経験しているから、まともにやるとまた佐々木朗希並みの苦戦を強いられるかもしれない。雨上がりの難しいコンディションでプレーボールがかかれば付け入るスキも出てくるだろう。

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