画像は藤井ヘッドコーチ(手前)と新井監督
新井監督の下、セ・リーグ首位を行く広島は「カープは交流戦に弱い…」の風評も跳ね返し、交流戦8勝7敗(12球団5位タイ)できょう6月14日から、楽天モバイルパーク宮城での楽天3連戦に臨む。初戦を取れば交流戦負け越しはなくなる。
一方、楽天は交流戦12勝3敗で初の”統一王者”を射程に収めている。
以下、田辺一球|noteより、西武-広島1回戦(ベル―ナドーム)の試合のみどころを引用する。記事内での選手名表記は独自のものになっている。
予告先発は広島が大瀬良(3勝0敗)、楽天が早川(4勝3敗)
きのう、このチャンネルで紹介した「鉄腕アレン」はやっぱり100万馬力だった。(参考資料…鉄腕アトムで検索ください)
笑う?のは、今日付のデイリースポーツ一面記事見出しが「これが鉄腕じゃ~!」で始まっていることだ。そこまで書くなら「鉄腕アレン」も採用してもらいたい。
かつて「赤ゴジラ」が流行語大賞にノミネートしたことがあった。それもこのチャンネルが言い出したものである。
しかし“揺り返し”とはよく言ったもので、西武にしてみれば5―0勝ちの翌日に0-5負け。勝った新井監督にすれば、それも想定内なのだろうけど…
129球ノーノーの大記録を意識したのか、」九回も続投で130球完封!鉄腕アレンでなければできないだろう。
…にしても初回、いきなり平凡なゴロをエラーした矢野も鉄人61号の仲間入りだ。四回のパンチショット(ヘッドを返さない)による先制2点タイムリーは見事だった。(さすがパンチ君、シャー君とも呼ばれているが…)ハートが鉄人…
初回に「こらー!なんしよるんや!俺のパーフェクトが…」と九里が思ったかどうかは分からないが、価値あるパンチ援護がなければ完封もまたなかった。
さて、きょうは「九里と大地」という童話でも書けそうな大瀬良の出番。
ノーノーから中6日で、どんな投球をするか?ファンも両軍ベンチも受ける曾澤も注目しているはずだ。
ちなみに1年前の6月13日、マツダスタジアムで大瀬良は則本と投げ合っている。
結果は5回9安打5失点…四回に5連打と2連打され岡島にはカーブを投げて3ラン…
浅村と鈴木大地にも2安打された。
投げ合う早川は強敵だ。楽天球団創設20年(要するに近鉄が消滅した翌年に交流戦が始まり20年)の開幕投手を務めて勝ち投手。左腕の開幕投手は球団初だった。
以来、ローテを守り4勝3敗。リーグ7位の69回を投げ(大瀬良は58回2/3、九里は64回、床田は70回2/3)防御率2・48は第9位。
チェンジアップ、カットボール、スライダー、カーブと真っすぐでここまで左打者の被打率・180。新井監督がきょうはどんな打線を組むか?
先週木曜日の中日戦は7回6安打無失点で勝ち投手。5月の5試合はクオリティスタート成功率100%、防御率1・72で乗り切っている。
4連勝のあと1敗して5連勝、1敗してまた3連勝で交流戦首位を行く楽天とのラスト3連戦。まず初戦を取ればチームの交流戦負け越しはなくなる。鉄人の肉体やメンタルを有す新井カープにとってはまたとない相手、ということになる。