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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > カープ > 大瀬良快挙から中6日、今度は九里の番、そしてノーノー右腕を越える1球締め
2024年06月13日
編集部

大瀬良快挙から中6日、今度は九里の番、そしてノーノー右腕を越える1球締め

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九里
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画像は九里

 

6月13日  〇5-0西武(ベルーナドーム)
広島 000 200 300・5
西武 000 000 000・0

 

広島通算58試合30勝24敗4分け(首位キープ、2位阪神に2差)
18時開始・3時間16分、15,715人
相手先発 ●ボー5回1/3、8安打2失点
広島本塁打 -
楽天本塁打 -
広島登録抹消 △遠藤、▼森下

広島スタメン
一番センター秋山
二番レフト宇草
三番ショート小園
四番ライト末包
五番DH松山
六番サード田中
七番DH石原
八番ファースト佐藤
九番セカンド矢野
ピッチャー〇九里(11試合3勝4敗)9回120球2安打無失点

赤く染まったベルーナドームライトスタンドから大きな歓声が上がった。時計の針はとうに午後9時を回っていた。ゼロを8個並べて九回のマウンドにも九里が上がった。ベンチで新井監督に続投を志願してのことだった。

 

3球でツーアウトになり球数127。5点のリードがあるから、もう3勝目は間違いなし、あとは完封…

 

ボールカウント1-1からの3球目を五番陽川に捉えられた。危ない角度で上がった大飛球が、六回の守備からライトに入った大盛の頭上を襲った。スタンドイン?いや、白球は大盛のグラブの中へ。驚いた表情のあと、すぐに九里は満面に笑みを浮かべた。

 

「最後、入らないでくれと祈って、ボールの行方を見守っていたのですが、大盛が捕ってくれたので、本当にありがたかったです」

 

昨年8月以来、通算6度目の快記録。6日前、マツダスタジアムで大瀬良が達成したノーヒットノーランは129球だった。1球ほど多いのは単なる偶然か?

 

初回、一死から西川の平凡なゴロをセカンドに入った矢野がエラーした。続く栗山には四球。立ち上がりの25球は重たいものになった。だがそのあとは15球前後でリズムを掴んだ。四回、「亜蓮さんに迷惑をかけて、何とか…」と必死の矢野が、無死満塁が二死となったところで西武先発のボーからパンチショット気味に中前2点打してくれた。

 

七回の3点は松山の2点二塁打とノーステップ打法の大盛の適時打によるものだった。開幕右腕を援護できない試合がしばらく続いたから、野手陣はみんな一生懸命だ。一週間前の日本ハム戦(マツダスタジアム)でも初回に2点、二回に1点の援護があった。何事にも揺り返しがある。この先、九里には追い風が吹くかもしれない。

 

この日が球団1万試合目のメモリアルゲームだったことも合わせてファンの記憶に残る3時間と16分になった。

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