画像は壮行会後に集合写真で笑顔のコカ・コーラレッドスパークスの8選手
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 最高経営責任者:カリン・ドラガン)では7月2日、同社広島セールスセンター(広島市安佐南区供西)内で「パリ2024オリンピック出場内定選手の壮行会」を開催した。会場に多くのメディア、関係者らが詰めかけたほか、オンラインも活用して社員およそ250人が参加した。
広島市安佐北区を本拠地に活動する女子ホッケーのコカ・コーラレッドスパークスからは、バックアップメンバー2名を含めて計8名がさくらジャパンの一員としてパリ五輪に乗り込む。東京五輪に続いての大舞台となる選手が3名いる。
さくらジャパンの五輪出場は、アテネ・北京・ロンドン・リオデジャネイロ・東京に続いて6大会連続でメンバーは全16名。
コカ・コーラレッドスパークス内定メンバーひと言( )は五輪開幕時点での年齢と出身地
FB浅井悠由(28・大阪府)
「コカ・コーラボトラーズジャパンを代表してオリンピックに出場できることを誇りに思います。私自身、2回目のオリンピックになります、日本人らしい粘り強いプレーでまずは予選リーグを突破し、みなさんにいい報告ができるように精一杯がんばっていきたいと思います」
GK中村瑛香(28・栃木県)
「3年前の東京オリンピックで先行漏れした悔しさがどうしても忘れられずに、このパリオリンピックを目指しました。私はゴールキーパーですので、ベストパフォーマンスを毎試合発揮して、チームの勝ちにつながるよう鉄壁の守備でがんばっていきたいと思います」
FW森花音(28・滋賀県)
「私は東京オリンピックに引き続き2度目のオリンピック出場となります。東京オリンピックでは全敗という結果に終わり、本当に悔しい思いをして、ただ出るだけでは意味がないなと感じました。日本ではまだホッケーを知らない人が多いと思います。パリでしっかり結果を残してホッケーの面白さをたくさんの人に伝えたいです。FWというポジションなのでたくさん得点を決めて勝利に貢献できるようがんばりたいと思います」
MF・FW尾本桜子(26・山口県出身)
「有観客での試合が初めてなので、すごく緊張とあと楽しみな気持ちでいっぱいです。私もMF・FWというポジションをさせていただくのですけれども、チャンスメイクして勝利に貢献できるようにがんばってきますので、応援よろしくお願いいたします」
FB浦田果菜(25・大阪府)
「初めてのオリンピックという舞台で、少し緊張もありますが、その緊張もしっかり楽しみつつ、チームの勝利に貢献できるよう精一杯がんばります。応援のほど、よろしくお願いいたします」
FW小早川志穂(25・島根県)
「初めてのオリンピックなので夢の舞台だったオリンピックを楽しみつつ、一戦一戦全力で戦い、チームの勝利に貢献できるようがんばります」
バックアップメンバー
GK田中秋桜(26・福井県)
「私自身は東京オリンピックに続き2回目のバックアップメンバーとしての選出となりました。悔しい思いはありますが、この悔しさを忘れずにチームの勝利に貢献できるよう、できることをやっていって頑張ってきたいと思います」
MF・DF藤林千子(28・滋賀県)
「今回バックアップメンバーとして選出していただきました。チームのことを第1に考えサポートすること、そして自分自身の心と身体の準備もしっかりとしてチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」
壮行会ではカリン・ドラガン氏からオンラインで激励のメッセージが選手らに送られた。
続いて選手ひとりひとりにクッキーの花束と勝尾寺(大阪)のだるまが贈られた。
6月14日のさくらジャパン内定発表を受け、選手らは23日から東京都内で合宿を行った。29日、30日には五輪出場を逃した韓国と大井ホッケー競技場(品川区・大田区)でトレーニングマッチ、壮行試合を行い、渡航前に代表メンバーは一度解散となってこの日壮行会を迎えた。
パリでの本番では12チームが2つのグループに分かれて予選リーグ(総当たり戦)を行い、8強が一発勝負のトーナメント戦に進む。さくらジャパンは予選突破が目標。ただし日本のいるAグループには世界ランク1位のオランダ、3位のドイツ連邦共和国、5位のベルギー王国、8位の中国もいる。ちなみに日本は…10位(ランキングは3月14日現在)
選手団は7月11日、事前合宿地のオランダに向け出発。現地での調整を経て7月20日に選手村に入る予定。注目の第1戦の相手はドイツで、現地時間の7月28日午後5時30分(日本時間の29日午前0時30分)にいよいよ初戦を迎える。