画像は九里亜蓮
阪神-広島16回戦(甲子園球場、7月21日午後6時開始予定)
さあ、オールスター前ラストゲーム。4連敗中の阪神が勝つか?3試合連続完封リレー中の首位・広島が勝つか?
きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事より阪神-広島16回戦のみどころなどを転載する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
予告先発は広島が九里(4勝5敗)、阪神が西勇輝(3勝3敗)
4連敗の阪神は貯金ゼロになった。開幕から4月半ばまでを除いて、岡田阪神は借金していない。昨季はこの時期、貯金10ちょっとで8月になってイッキに増やしていった。…なので、ぜんぜん違う流れになっている。岡田さん、内心穏やかではないだろう。
新井さんはどうか?自分は主砲だったのに、今のチームにそんな大砲はおらず、その代わり投手陣が充実!3-0、1-0、1-0のスコアで3連勝中。要するに森下、床田、大瀬良の3人が盤石で、この間、ブルペン陣も森浦、栗林/ハーン、栗林/塹江、ハーン、森浦、栗林/と注ぎ込んでやはり誰も失点していない。
球宴期間前、ラストゲームもこの流れを踏襲して4連続完封リレーなるか?
雨に散々、振り回された九里は当然、長いイニングを投げようとするだろう。ここまで投球回86でチームの試合数83。規程投球回は九里にとっては絶対で、昨季は両リーグ最多の174回と1/3を投げ、給料アップの材料になった。今季は「最低でも170回」という目標もある。開幕投手だから、なおさらだ。
そのためには前回、対戦で痛い目に遭わされた佐藤輝明を封じる必要がある。7月3日のマツダスタジアムで大竹と投げ合い、負けが点いた試合…二回、インローの真っすぐを右翼席に運ばれると、1対1同点の六回、外の変化球を左翼席に持っていかれた。「低目に投げちゃダメ」が佐藤輝明対策の鉄則のはずだが、九里の場合は投げちゃうんだな…そういうタイプだし…この時は石原貴規がスタメンマスクだった。今夜は誰と組む?
阪神は西勇輝。
カープ戦は今季2試合に投げて1勝0敗、いずれも無失点でクオリティースタートに成功している。
前回5月23日のマツダスタジアムでは6回3安打無失点で勝ち投手。野間、菊池、矢野のシングルで打ち止め…その前は4月11日まで遡る。8回5安打無失点。野間、小園、堂林、矢野、大瀬良が1安打ずつ。
ここ4試合は勝ちも負けもついていない西勇輝だから、。その分、今夜はネジを巻いてくるだろう。…ということはまた1―0ゲーム?それともぜんぜん違った展開になる?