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2023年02月13日
編集部

新井監督の眼力さすが!高卒2年目の田村俊介、ローテ候補遠藤淳志を打って沖縄切符ほぼ手中…若手組では木下元秀、二俣翔一、持丸泰輝も奮闘中!

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田村俊介
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    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は遠藤淳志のチェンジアップをうまく拾ってセンター左へ運ぶ田村俊介、捕手は石原貴規

 

広島の宮崎・日南キャンプは第3クールに入っている。日南最終日は2月15日で午後から沖縄へ移動。16日は休日で17日から沖縄市での2次キャンプが始まる。

 

「全員で戦う」と新井貴浩監督が公言するチームはポジション争い、投手枠争いが激化しており、沖縄に移動する際に”力量不足”とされた若手は日南二軍キャンプに”残される”。

 

そんな中、沖縄への航空券をほぼ手中にした選手がいる。高卒2年目、左投左打外野手の田村俊介だ。

 

12日に行われたキャンプ最初の紅白戦に八番DHでスタメン出場。試合前の場内アナウンスでは森下暢仁から「頑張れ!田村」と紹介された。

 

第1打席は二回、一死走者なしという場面。マウンドには「二桁勝利と規程投球回数」を目標に掲げる高卒6年目右腕の遠藤淳志。初球カーブストライク、2球目真っすぐファウルのあとの3球目。チェンジアップが浮いたところをヘッドをうまく残しながら秋山翔吾の守るセンター左へ打ち返し「投げる方向と逆方向で捕ったので…」とイッキにセカンドへ滑り込んだ。

 

白組ベンチとスタンドが沸いたのは言うまでもない。

 

ちょうど1年前のこの日にも二人はやはり紅白戦で顔を合わせており、真っすぐを打ってフェンス直撃二塁打を放っている。だから遠藤も追い込んでから低目のチェンジアップで3球三振を狙ったのだろうが、田村もそれを読んでいた?

 

聞けば「拾い打ち」は松山竜平先輩と一緒だった自主トレからずっと練習してきていたという。普段からそれを意識してスイングする。闇雲に振っていては実戦では通用しない。

 

それを一目で見抜いた指導者がいる。ほかでもない新井貴浩監督だ。日南に入って最初に感想を聞かれた指揮官は目についた選手について「田村」と即答!「口で言うのは難しいけど、しっかり自分で考えて取り組んできたのが見えた」と”解説”していた。

 

メディアはそのインタビューを記事にしたのだから、もっと新井監督の凄みを広めた方がよくないか?ノックバットで空振りしたことなど、どうでもいい話?だ。

 

田村は第2クールまで思うような打撃が必ずしもできてはいなかった。しかし”本番”に強かった。遠藤を打ったあと五回の第2打席は力のある真っすぐを投げる松本竜也と対戦して中飛。「真っすぐに差し込まれている」と反省したが、この回、同じ左打者の矢野雅哉と曽根海成は三振だった。

 

守っても韮澤雄也の大きなライトフライを一直線に下がって好捕した。当然ながら2月13日の練習では明るい表情が目立った。

 

紅白戦では背番号124の木下元秀や99番の二俣翔一もしぶとい打撃を見せていた。磯村嘉孝が左ふくらはぎ肉離れで広島に戻ったため、持丸泰輝にもチャンスがある。

 

13日に予定されていた最終チェックの紅白戦は雨天のため14日に延期になった。バレンタインデーにチョコより大事な沖縄行きの吉報が届く若手は誰か?(ひろスポ!キャンプ取材班&田辺一球)

二俣翔一
カーブストライク、ショートバウンド空振りの2ストライクナッシングからしぶとく右前打する二俣翔一のスイング、高目真っすぐを仕留めた

 

二俣翔一
二俣翔一出塁で木下元秀と2ショット、右端は赤松真人外野守備・走塁コーチ


二軍の東光寺から呼ばれて紅白戦に出場した持丸泰輝

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