画像は酷暑のマツダスタジアム
広島-中日15回戦(マツダスタジアム、8月3日午後6時開始予定)
8月3日、広島県内各所で36、7度を超える厳しい暑さ…
今夜の予告先発は広島が森下暢仁、中日が大野雄大…
以下、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事を転載する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
予告先発は広島が森下(7勝4敗)、中日が大野雄大(1勝2敗)
昨夜は5連敗のあと、バンテリンドームナゴヤでヤクルトに3連勝した中日の勢いをうまく止めた。中日先発の小笠原を攻略しきれなかったが、野村祐輔のあとを受けたブルペン左腕陣リレーは4イニングで被安打1。
結果、1-0完封勝ちとなった。
今季の中日戦、0-1負けが3試合あった中で初めてひとつ返したことになる。それにしても、このカードなんと1点の重たいことか…
今季の中日戦スコアなどを見てみると…
マツダスタジアム
4月
5日 0−1● 九里● 柳〇
6日 0−4● ハッチ● 涌井〇
7日 0−1● 黒原● メヒア〇
バンテリンドームナゴヤ
27日 6-4〇 森下〇 梅津●
28日 0-0△ 九里- 高橋宏斗-
マツダスタジアム
5月
10日 6-3〇 アドゥワ〇 松葉●
11日 0-4● 九里● 柳〇
バンテリンドームナゴヤ
6月
21日 0-1● 床田● 高橋宏斗〇
22日 3-1〇 大瀬良〇 メヒア●
23日 1-2● 島内● 松山〇
7月
5日 0-2● 床田● 高橋宏斗〇
6日 1-2● 大瀬良● 梅津〇
7日 1-2●栗林● マルティネス〇
床田と九里が苦戦、大瀬良も土をつけられている。いずれも打線の援護がなかった。
そんな中、今夜投げる森下は4月27日の敵地で7回5安打1失点(上林のソロ)。援護点5点で勝ち投手になっている。
森下の良さ、はやはり「安定感」だろう。
4月 防御率1・86 3試合で2勝
5月 防御率1・00 4試合で2勝
6月 防御率2・05 3試合で2勝
7月 防御率1・91 4試合で1勝
7月も好投したが勝ち数が伸びなかった。当然、8月は勝ちに行く。3勝がノルマ。
中日は大野雄大。今季はまだ3試合しか投げていない。しかも防御率が9・53。6月末に抹消されて二軍調整を続けてきた。カープ戦登板は2022年7月以来となる。しかもマツダスタジアムでは6連敗中という逆風も…勝てばマツダスタジアムでの10年ぶり勝利投手…
以上、データ的には中日不利…と言いたいところだが、県内各地で36度、37度を超える猛暑の中でのプレーボールだから、カチカチのグラウンドコンディションも含めて何が起こるか分からない。
試しにこの暑さの中で、素人がマツダスタジアムのグラウンドで午後2時から白球を追いかけたらどうなるか?15分もしないうちにギブアップだろう…立ち眩みがしたり、呼吸が苦しくなります…たぶん…
この暑さが鉄路も溶かしそうな勢い?で、JR芸備線の志和口駅と三次駅に設置されているレール温度計が規制値に達したため、備後庄原駅と広島駅間で運転見合わせとなった。(午後5時前、運転再開も…)
移動式屋根を備えたボールパークに改装するような、その手の策をそろそろ本気で論じた方がよくないか?地球温暖化の動きを読み切れなかった広島市、並びに球団関係者痛恨…
一方、2月オープンのエディオンピースウイング広島は屋根でスタンド部分が完全に覆われているため、少なくとも来場者のスタジアム環境は、マツダスタジアムに比べたら遥かに快適なものとなっている。地元メディアはこの手の話、両スタジアム比較論にはなかなか触れようとはしないが…