画像はトークショーで熱弁!する前田智徳さん、右は司会の土屋誠さん
カープレジェンドOB、前田智徳さんのトークショーが8月10日午後2時から広島県東広島市のフジグラン東広島であった。司会は「カープ取材歴22年」の土屋誠さん。
「野球ファンを魅了し続けた孤高の天才」のサブタイトルで行われたトークショーは会場に入りきれないファンも見守る中で始まった。
質問コーナーで小さな子に「引退後はどんなスポーツをしていますか?」と聞かれると「小さいボールを打つスポーツを死に物狂いでやっています。おとうさんはされていませんか?そうですか、もうこの話はいいですか?もっとしますよ!」と返して会場を沸かせた。
しかし「カープのユニホームは着られないのですか?」と会場から剛速球が飛んで来た時には防戦一方に…
「それは、もうちょっとヤバイですね…ジョークも言えないですね」
それでもこの“直球勝負”をかわしれないと諦めたのか「僕も昭和の人間、今の時代にはそぐわないでしょう。…なので今のところはニュートラルでお願いします」と自身の立場を“解説”した。
「昭和」と言えばカープ黄金期、当時の古葉野球は「耐えて勝つ」
一方、現在の新井カープの躍進の裏には「褒めて勝つ」の精神が浸透していることにも思いを寄せて「いい打者を育てないといけないので僕も本気にならないといけない…褒めて伸ばすのは僕自身が無理だと思います」と自身にダメ出ししてここでも会場の笑いを誘った。
そんな前田智徳さんが「褒める」選手もトークショーの中で判明した。「優勝へのキーマン」を尋ねられると「坂倉選手です」と即答!捕手としての経験も重ねながら高い打撃力を維持して、さらに向上させていく姿を高く評価しているようで、坂倉将吾選手が大事なところで打つことによってチームの優勝確率も上がっていくという話にファンも頷いていた。
なお前田智徳さんの言う通り、この日のナイトゲームでは二回に坂倉将吾選手がヒットでつないで「天敵左腕」としてカープ打線の前に立ちはだかってきた阪神・大竹耕太郎投手から2点を先制!その勢いでチームは5対1快勝!だった。
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