画像は九里亜蓮
6月3日 〇5-2オリックス(京セラドーム大阪)
広 島 300 010 001・5
オリックス 000 001 001・2
広島通算50試合25勝23敗2分け(首位阪神まで4・5差4位変わらず)
18時4分開始・2時間58分、22,702人
相手先発 ●九里亜蓮5回12安打4失点
広島本塁打 -
オリックス本塁打 杉本裕太郎6号ソロ
広島スタメン
一番センター秋山翔吾
二番セカンド小園海斗
三番DHファビアン
四番レフト末包昇大
五番キャッチャー坂倉将吾
六番ファーストモンテロ
七番ライト野間峻祥
八番サード佐々木泰
九番ショート矢野雅哉
ピッチャー〇玉村昇悟(8試合3勝4敗)6回86球5安打1失点(自責1)
H森浦大輔
Hハーン
栗林良吏
4連敗で交流戦を迎えた広島がオリックスに快勝!チームの連敗を4で、連続一桁安打試合を14で止めた。
敵地のマウンドには長らく同じ釜の飯を食してきた九里亜蓮。一足先に”大阪移住”した西川龍馬同様、「パ・リーグの野球」を求めてFA移籍した右腕はここまで4勝2敗、防御率2・20、どうやら大阪の水も合っていたようで…
ところがプレーボールと同時に不思議な現象が内外野に広がった。
先頭の秋山翔吾は内野安打+一塁手頓宮裕真の送球エラーでいきなり無死二塁のチャンス!続く小園海斗は内角のカットボールを読み切ったように引っ張ってライト線へ先制二塁打。さらに新井貴浩監督がDH起用したファビアンの当たり損ねのゴロは、マウンドから駆け下りた九里亜蓮が懸命に送球しても一塁セーフになった。
一死一、三塁で末包昇大も右前適時打して2点目。長らく右腕とバッテリーを組んだ坂倉将吾は4・6・3併殺打で二死三塁。ここでモンテロの詰まった当たりがライト前に落ちて3点目。野間峻祥の右前打と佐々木泰の内野安打で満塁まで攻めて最後は矢野雅哉がセカンドライナーに倒れた。
五回にも3安打を集中された九里亜蓮は内野安打3本で4点目を失いこの回限りで降板した。許したのは内野安打3本。
まず末包昇大が一死からサード強襲ヒット。これが広島10安打目。坂倉将吾が倒れたあと、モンテロのショートゴロはスピンがかかり紅林弘太郎の足に当たってワンヒットワンエラーで二死一、三塁。続く野間峻祥の打球は高く弾み、ジャンプした九里亜蓮のグラブの先で方向が変わってタイムリー内野安打になった。そのまま座り込んだ九里亜蓮はマツダスタジアムではまず見せたことのないような消耗しきった表情になった。被安打12のうち5本が内野安打だから無理もない…
打線の援護を受けた広島先発の玉村昇悟は6回5安打1失点で3勝目。西川龍馬との対戦は中飛、セカンド内野安打、右飛だった。(ひろスポ!取材班&田辺一球)