第3シード尾道商敗れる波乱、英数学館・藤本勇太に巨人らプロスカウト熱視線、竹原は「迫田監督」が待つ甲子園へコールド発進～第107回全国高校野球選手権記念広島大会第６日（７月13日）

2025年07月13日: 編集部

画像は竹原ナインが大切にしている言葉のひとつ

第107回全国高校野球選手権記念広島大会第６日（７月13日）

２回戦10試合が５会場であった。16日から3回戦に入る。

＜ぶんちゃんしまなみ球場＞
広工大８－０庄原格致（７回コールド）
崇徳４－０尾道商

１回戦コールド発進の崇徳が第３シードの尾道商に完封勝ちした。安打数はともに６。2年生で１番をつける左腕の徳丸凜空が七回の一死満塁も乗り切り、公式戦初先発で見事ゼロを９つ並べた。

＜電光石火きんさいスタジアム三次＞
広島新庄８－１三次
高陽東１―０西条農

第３シードの広島新庄が序盤3回で8点を奪って主導権を握った。広島新庄の10安打に対して8安打を放った三次は“スミ１”に止まった。

……

高陽東が初回の1点を守り切った。高陽東の宮地郁弥は6安打完投。

＜エブリイ福山市民球場＞
英数学館１－０市立呉
近大福山９x－８山陽

今春の県大会を初制覇した英数学館が初戦で難敵の市立呉を１－０のスコアで押し切った。注目の147ｷﾛ右腕、藤本勇太が6安打で9つの三振を奪う前評判通りのピッチング。スライダーを効果的に使い、相手の暴投で転がり込んできた虎の子の１点を守り切った。ネット裏には10球団に迫るプロスカウトが集結した。

……

初回に4点を先制した山陽、四回に４対５と1点差に迫った近大福山…八回、山陽が3点を加えると、その裏近大福山は2点を返して2点差で九回へ…

2点を追いかける近大福山は、一死二、三塁として八番・松井誉の適時打で７対８、1点差とすると、二死から一番・馬場慶児も中前に弾き返して同点に。このあと満塁になって三番・小林義生がレフトにサヨナラ打を放った。

＜鶴岡一人記念球場＞
竹原10－０美鈴が丘（５回コールド）
熊野14－０因島（５回コールド）

スタメンもベンチ入りメンバーもほぼ3年生で固める竹原は10得点ノーエラーでコールド発進。負けられない理由、それは「迫田（穆成）監督が甲子園で待っている」から…

＜1年時に指導してくださった迫田穆成元監督さんから教わったこと、最後の教え子であることを胸に秘めて…＞（3年マネージャー稲田果穂）

確かに迫田穆成元監督の就任前と今とでは、まさに見違えるような立ち振る舞いがグラウンドの内外でできるようになった。だから＜この夏が日本で一番長く、暑い夏になるよう…＞（同マネージャー）

ひろスポ！広島スポーツ100年取材班では迫田竹原を監督就任前から追いかけてきた。竹原ナインにエールを送るとともに、相手をリスペクトし、仲間を思いやる姿勢を貫いて欲しい。

＜バルコムBMW野球場＞
広島商11－１広（５回コールド）
海田９－５大竹

春夏の連続甲子園へ、ノーシードから挑む広島商は10安打無失策でコールド発進。

……

昨夏ベスト８の海田は初回、打者一巡で6点を先制。ただ四回途中から救援した背番号１をつけた２年生右腕、岡本琉巳の出来がもうひとつで次戦に課題を残した。

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田辺一球広島魂｜note

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