サッカー女子の国際親善マッチ、MS&ADなでしこカップが5月24日、香川県立丸亀競技場で行われ、日本が1-0でニュージーランドを下した。
決勝点を決めたのは1年ぶり代表復帰の澤穂希(INAC神戸レオネッサ)。前半24分、左CKに右足を伸ばし、絶妙のタッチで押し込んだ。
守っては無失点のなでしこジャパンのゴールマウスを守ったのが身長187センチの山根恵里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース、広島市宇品中学・広島大河FCレディース出身)。
6月9日にW杯初戦を迎えるなでしこジャパンのニューフェイスは後半3分、ニュージーランドのPKをその威圧感で枠外に跳ね飛ばすと、28分には左サイドからのハイボールをゴール前でパンチング。試合後は「無失点でほっとした」と話し、国際大会での経験を積むことでなでしこ守護神(女神)として、また一歩前進した。