高校野球の春季中国地区大会決勝が6月1日、倉敷マスカットスタジアムであった。岡山3位の興譲館と同4位の創志学園、岡山勢同士の対決となった一戦は四回に2点を奪って逆転した興譲館が逃げ切って2-1で初優勝した。
先発の三宅和が7安打完投でチームに勝利を呼び込んだ。
前日の準決勝、玉島商(岡山)戦では小島が7回2安打1失点。2本柱が連戦での接戦を制する原動力になった。
連覇を狙った広島の広陵も大会初日、1-2のスコアで興譲館に競り負けた。
二回に先制された広陵は三回、同点に追いついたが五回に犠牲フライで勝ち越され、その後は三宅和をとらえきれず6安打止まりだった。