J1第14節、サンフレッチェ広島は6月4日、エディオンスタジアム広島で鹿島アントラーズと対戦して1-3で完敗した。
サンフレッチェ広島はこれで開幕から8戦ホーム未勝利という厳しい状況で1万5781人のスタンドも沸き上がる場面が少なすぎ…だった。
サンフレッチェ広島スタメン
GK 林
DF 塩谷、千葉、水本
MF ミキッチ、野上、青山、柏、アンデルソンロペス、柴崎
FW 皆川
サンフレッチェ広島は前半14分、先制ゴールを許したことですべてが苦しくなった。失点するには早過ぎる時間帯。
前半24分、柏のペナルティエリアからのクロスをアンデルソンロペスが頭で合わせるが決められない。
すると前半31分、相手のパスワークにゴール前を崩され、最後はレアンドロに中央から蹴り込まれて0-2。
前半43分には凡ミスから相手にボールを渡し、またしてもレアンドロがシュート…。これも決められて0-3…
後半は塩谷に代えて森島。シャドーの位置へ。
後半22分、ここでも柏が左サイドからロングクロス、最後はアンデルソンロペスが左足で合わせて意地の1ゴール!さらに後半28分、アンデルソンロペスはGKと一対一になりシュート!が、しかしクォン スンテの正面へ…。
後半36分には千葉OUT、宮吉IN、ミキッチOUT、清水IN。野上がDFに下がる。
後半43分、鹿島アントラーズは小笠原を投入にしてゲームを終わらせにかかる。
アディショナルタイム4分も動きはなく、1-3のまま試合終了。
サンフレッチェ広島は勝ち点を積み上げることができず、勝ち点10でJ2降格圏内の16位のまま。
サガン鳥栖と1-1で引き分けた大宮アルディージャが勝ち点8で17位、セレッソ大阪に0-4で完敗したアルビレックス新潟も勝ち点8で得失点差により18位。15位のコンサドーレ札幌はヴィッセル神戸に1-2で敗れて勝ち点12のまま。
試合後の森保監督「”自分たちはこんな位置にいるチームチームではない”などと思わず、今の位置にいることをきちんと認めた上でプレーしなければならない。不安を持ちながらのプレーでミスが出る。抜かれるのを怖がってプレスが甘くなる。ミスを恐れてチャレンジできない。練習から言い続けているが練習ではできていても、試合になるとプレーでそれが表せていない」
試合後の青山「戦い方の問題なのか、メンタルが問題なのか…。日頃の練習から続けていかないといけないんだけど…」