開幕から一軍ベンチ入りを続けていた堂林だったが…(トップ画像説明)
セ・リーグ首位を行く広島は6月4日、二軍で打撃好調の小窪を出場登録した。代わりに開幕から一軍にいた堂林が二軍行きとなった。
かつての「プリンス」、カープ女子発生(はっしょう)の時代の立役者、そして野村前監督の背番号7継承。近いところでは「女子アナと入籍」で話題をまいた堂林も、2012年の118安打をピークに79安打、70安打、18安打、昨年はとうとう13安打とジリ貧状態。
そこでプロ8年目の今季は野間とともに2月のキャンプ時から「最重点強化選手」に指定され、大きな期待を背負ってきた。
だが、外野手が本職の野間とは違い、本来ならサードのレギュラーポジションを確保するはずだった堂林の立場は何かと中途半端…。
開幕一軍に名を連ね、代走や代打、あるはファーストの守備固めなどで出場機会を増やしてきたが、ファーストの守備なら内野手で主にサードを守る小窪や、”隠れ首位打者”としてもその名を広めた安部で十分に対応できるし、野間のように足が使えるわけでもない。
けっきょくここまで31試合に出場してスタメンはわずかに4度だけ。要は今のチーム編成からして、適切な使いどころがなかなか見つからないのである。
堂林の今季スタメン成績
5月7日 阪神戦(甲子園)二番レフト、空振り三振、二直、空振り三振、空振り三振
5月24日 ヤクルト戦(マツダ)七番レフト、投ゴロ、左前打のあと交代
5月28日 巨人戦(東京ドーム)七番レフト、投ゴロ、右飛、四球、見逃し三振
5月31日 西武戦(メットライフ)七番レフト、四球、右飛、3点本塁打、二ゴロ
西武戦での一発については「400日ぶりのホームラン」「新井貴浩師匠が手本」「護摩行の成果」と広島関係メディアは大騒ぎ?したが、左腕投手の140キロにも満たない真っ直ぐを左翼席に運んだぐらいでは首脳陣が納得しないのは当然の話…。
で、32打数9安打、打率2割8分1厘、9打点の数字を持って、とりあえず”打ち止め”となった。
なお何度も繰り返してきた”データ”ではあるが、今回もまた安打数9に対して三振の数も9。その打撃スタイルの根本的な部分はいぜん、改善されていない。
前日3日のロッテ戦でプロ初打席、初スイングでバックスクリーン右に打ち込んだ”ゲッター1”バティスタ(二軍にいるメヒアとともに打撃が神がかっているの意味)は、4日のロッテ戦でも2試合連続代打ホームランの離れ業…
そのバティスタの代わりに二軍行きとなったペーニャが三塁を守っていたこともあり、かくして堂林と小窪交代、という結論に行きついた。
それにしても…
開幕前、「全試合出場」の目標を掲げていた堂林だが、本気でそこを目指すために必要なことは何だったのか?
その答えを、「ワンチャンスを生かした」(緒方監督)バティスタが、身を持って教えてくれた、という落ちになる。
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