画像はスリーポイントシュートを打つ朝山正悟
広島ドラゴンフライズは5月27日、チームの精神的支柱でもある 朝山 正悟との契約合意(継続)を発表した。アシスタントコーチにも就任する。
#2 朝山 正悟(あさやま・しょうご)
●出身地 神奈川県
●生年月日 1981 年 6 月 1 日
●ポジション SG/SF(シューティングガード/スモールフォワード)
●身長 192cm
●体重 88kg
●出身校 世田谷学園高校―早稲田大学
●経歴 ―日立サンロッカーズ(現:サンロッカーズ渋谷)(2004-05)
―オーエスジーフェニックス(現:三遠ネオフェニックス)(2005-08)
―レラカムイ北海道(現:レバンガ北海道)(2008-09)
―アイシンシーホース(現:シーホース三河)(2009-13)
―三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋
(現:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)(2013-15)
―広島ドラゴンフライズ(2015-)
朝山 正悟の話
アシスタントコーチを兼任するということで、チームの中での役割は新たに加わりましたが、自分がこのチーム、クラブに対する想いというのは変わりません。来シーズンも全力でチームに貢献できるように頑張ります。
岡崎修司ゼネラルマネージャーの話
この度、朝山正悟選手との契約合意、ならびにアシスタントコーチ就任の運びとなりましたのでご報告いたします。
今シーズンは 3 ポイントシュートの成功確率が 40%を超えるパフォーマンスを発揮しただけでなく、コート内外で自分の役割に徹する姿は広島の象徴となり、チームを支えてくれました。また、自身のパフォーマンスに集中するだけでなく、若手選手の相談に乗り、
チーム戦術に則りながら、アドバイスを積極的に行うなど、朝山選手の言動はチームにとって非常に良い循環を作ってくれたと感じています。
今シーズンの振り返りを踏まえて、クラブとして朝山選手を選手という枠だけで捉えるのではなく、アシスタントコーチとしても活躍をして欲しいと強く考えるようになり、選手兼アシスタントコーチのオファーをいたしました。
ミリングヘッドコーチ体制での 2 シーズン目を迎える来シーズンは、選手間とコーチングスタッフ間の共通理解を深め、戦術やチーム文化をしっかりと浸透させることが最も結果につながると考えております。
朝山選手自身は、基本的に選手としてプレーをしていきますが、要所でコーチングスタッフとしての視点も持ちながら活動していきます。来シーズンは今シーズン以上にチーム
を支える活躍に期待をしています。
最後になりますが、朝山選手は来シーズンで広島在籍 8 年目となります。広島への思いも人一倍強い選手ですので、今までのクラブの歴史を背負いながら、広島らしさをコート内外で発揮してくれると確信しています。
上記、岡崎修司ゼネラルマネージャーの言葉にもあるように、広島ドラゴンフライズの創生期からB1昇格までの過渡期、そしてB1での2シーズンをすべてその目で見てその姿でチームを引っ張ってきた朝山正悟の存在抜きに、B1での飛躍的な進化を目指す2022-21シーズンは語れない。
B1年長出場記録は同じシューティングガードの折茂武彦で49歳と9か月。42歳でプレーした選手は複数いる。広島バスケ界を引っ張る朝山正悟の挑戦もまだまだ続く。