画像は横浜スタジアムのスコアボード
4月26日 ●0-2DeNA(横浜スタジアム)
広 島 100 000 000・1
DeNA 000 200 00 X ・2
広島通算23試合12勝10敗1分け(首位阪神も負けて1・5差2位変わらず)
14 時開始・2時間36分、33,634人
相手先発 〇バウアー8回2安打1失点
広 島本塁打 -
DeNA本塁打 -
広島スタメン
一番センター田村俊介
二番サード羽月隆太郎
三番セカンド小園海斗
四番ライト末包昇大
五番レフトファビアン
六番ショート矢野雅哉
七番ファースト林晃汰
八番キャッチャー石原貴規
九番ピッチャー玉村昇悟●(3試合2敗)7回84球2安打2失点(自責2)
広島は横浜スタジアムで今季初の同一カード3連敗。逆に5連敗中に広島を本拠地に迎えたDeNAは、この3連戦で息を吹き返した。
DeNAは4月4日からのマツダスタジアムで3連敗した分の借りも返したかっこう。
そうなる可能性が高いことは今回、第1戦終了時点で予想できた。
なぜか?
マツダスタジアムでの3連戦はナイトゲーム、デイ、デイだった。芝生を張り替えるなどしたオープン型球場の環境に適応できないままDeNAナインは3試合ともミスを重ねエラーは計6つにもなった。
今回は広島が敵地で記録にならないものも含めてミスを連発した。当然、ミスは伝染する。野球とは、そういう競技だ。
2日前の第1戦は森下暢仁と東克樹、開幕投手同士の投げ合いだった。広島の1点リードで迎えた三回、一死一塁で東克樹の送りバントが微妙なコースに転がり、森下暢仁とサードの小園海斗が譲り合う形になり一死一、三塁となって結果、試合は振り出しに。さらに七回の決勝点は、ファースト堂林翔太のタイムリーエラーによるものだった。
第2戦ではファースト二俣翔一に捕球ミスが出て、三回に2点が入り、これがこの試合、両軍唯一の得点になった。
この日の第3戦はどうなったか?
初回に羽月隆太郎のホームスチールで17イニングぶりの得点を挙げた広島は、またしてもエラーから逆転を許す。四回、無死一、二塁のピンチに宮﨑敏郎のツーバウンドする打球を羽月隆太郎が捕り損ねて満塁になり、次打者・佐野恵太が2点タイムリーを中前に弾き返した。
3試合とも、エラーが出たのは一塁もしくは三塁。そしてエラーを犯した堂林翔太、二俣翔一、羽月隆太郎はいずれも攻撃力優先のスタメンだった。
その結果、7回自責1の森下暢仁、8回完投で自責ゼロの床田寛樹に続いて、この日7回自責2の玉村昇悟も負け投手になった。この3連戦での広島の総得点はわずかに2点だが、DeNAも毎試合2点止まりだ。
DeNAからすれば、初回に足でかき回されて1点を失ったバウアーが中4日で来日最多の129球を投じ、8回を投げ切って611日ぶりとなる白星を挙げたのだから万々歳だろう。
バウアー攻略の最大のチャンスは八回。一死から玉村昇悟の代打・中村奨成が右越え三塁打を放った場面、しかしここでDeNAバッテリーが選択したのはナックルカーブの多投!一番田村俊介は3球続けられて2球目ファウルのあと3球目でバットが空を切り、続く羽月隆太郎も空振り三振に終わった。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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