鯉のぼりの季節じゃなくて”昇竜”の季節？広島は頼みの森下暢仁が10安打されて７連敗、振り返ればミルミルヤクルトが…

2025年05月02日: 編集部

画像はドアラ

５月２日　 ●２－４中日（マツダスタジアム）
中日　００３　０１０　０００・４
広島　０２０　０００　０００・２
広島通算27 試合12勝14敗１分け（７連敗で首位巨人まで３・５差、５位DeNAとゲーム差なしの４位）
18時開始・３時間28分、31,443人
相手先発　〇高橋宏斗７回５安打２失点
広島本塁打　坂倉将吾１号ソロ
中日本塁打　－

広島スタメン
一番セカンド小園海斗
二番サード羽月隆太郎
三番センター野間峻祥
四番ライト末包昇大
五番キャッチャー坂倉将吾
六番レフトファビアン
七番ファースト堂林翔太
八番ショート矢野雅哉
九番ピッチャー森下暢仁●（６試合３勝３敗）６回117球10安打４失点（自責４）
中崎翔太
鈴木健矢
斉藤優汰（プロ初登板）

広島は７連敗で借金２、順位は４位のままだが５位DeNAとはゲーム差なし。最下位ヤクルトとのゲーム差も１・５…

今季、試合前の時点で９勝２敗だったマツダスタジアムでも連敗を止めることができなかった。

内野手（一、三塁手）のミスなどが主因となって連敗街道に入った広島だが、この日は中日とともにノーエラー。

だが頼みの森下暢仁がピッチングのエラーを犯した。バッテリーを今季初めて組む坂倉将吾の１号ソロなどで２点の援護をもらった直後の三回、一死から一番岡林勇希を歩かせ、以下４連打されての３失点でひっくり返された。

開幕投手の森下暢仁は毎週金曜日に先発する。前回、前々回もやはり四球絡みで失点した。この日は高橋宏斗、その前はDeNA東克樹、その前は阪神村上頌樹。開幕投手同士の投げ合いで、消極的な四球は即、失点につながる。そんなことは森下暢仁自身も分かっている。だがわかっちゃいるけど防ぐことができない。ちなみにチームの連敗の起点となったのも森下暢仁だ。

ただし、言い訳にはならないが、広島打線があまりにも点を取らないから、投げる側が常に「１点もやれない」と窮屈なピッチングになっていることは否めない。連敗中の全得点はたったの10点で１試合平均で１・４点…

逆にリーグ最少得点の中日は阪神を３つ叩いてマツダスタジアムに乗り込み、今季最多の13安打と鯉のぼりの季節なのに”昇竜”を地で行っている。ひろスポ！取材班&田辺一球）

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