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2025年05月06日
編集部

スタメン落ちした小園海斗、ドラ1ルーキー佐々木泰の仕上げ急ピッチ!打力が課題の広島のサードは誰がベスト?

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佐々木泰
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画像はサードを守る佐々木泰

 

小園海斗スタメン落ち、ドラ1ルーキー佐々木泰の仕上げは急ピッチ!打力が課題の広島のサードは誰?

 

新井カープには近々、サード問題が勃発するだろう。

 

5月6日のヤクルト戦が雨天中止となった広島は、神宮球場屋内練習場で調整した。番記者に囲まれた新井貴浩監督は打線の軸としてフル出場が期待されながら4日の中日戦(マツダスタジアム)でベンチスタート指令を出した小園海斗の奮起を口にした。

 

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小園海斗は先のチーム7連敗の原因を作ったひとり。その間、主に三番を打ちながら31打数3安打、打点ゼロだった。途中、一番も2試合ほど試されたが6打数1安打2四球でまた三番に戻されて1試合。そこでヒットが出ずにとうとう2023年8月から続いていた連続スタメン出場が203でストップした。

 

今季、広島のスタメンサードは二俣翔一と山足達也が1試合ずつ、羽月隆太郎が4試合で24試合は小園海斗…

 

だが、近い時期にそんな”構図”が塗り替えられる可能性がある。

 

今から2カ月前、3月5日のオープン戦(DeNA戦、横浜スタジアム)で右ハムストリングスを傷めて長期離脱していたドラフト1位、注目の右のスラッガー、佐々木泰が二軍戦に出場しながら、着々と実戦カンを取り戻しつつある。

 

今季の新人野手では広島出身ながら楽天のユニホームに袖を通した宗山塁や、やはり広島(府中市)出身で西武のクリーンアップを打つ渡部聖弥の活躍がファンを魅了しているが、佐々木泰にもそうした素質が十分にある、というのが関係者の一致した見方だ。

 

さらに、広島のチーム事情を言えば、長打力のある右の主軸育成が急務となっており、多少無理があっても佐々木泰を試したい、というのが本音だろう。

 

オープン戦でのスタメン出場は3試合に止まり、ポジジョンはサード、ライト→センター、ライトだった。外野を試されたのは出場機会を増やすためだが、本命はもちろんサード。

 

小園海斗の耳にも、その足音が聞こえ始めているのではないか?
(ひろスポ!取材班&田辺一球)

 

以下、5月6日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク―広島(タマホームスタジアム筑後)の佐々木泰の活躍などを、田辺一球広島魂|note 、から流用する。

 

ウエスタン・リーグ●1-8ソフトバンク(5月6日、タマスタ筑後) 29試合16勝20敗3分け

広    島   000 010 000・1
ソフトバンク   330 002 000・8

広島スタメン 打安点 今季通算打率
DH秋山翔吾2の0 ・500
ショート田中広輔4の1、打点1 ・313
サード佐々木泰2の2 ・500
レフト林晃汰4の0 ・194
セカンド前川誠太4の2 ・338
ライト中村貴浩4の1 ・294
ファーストラミレス4の0 ・148
センター久保修4の2 ・267
キャッチャー高木翔斗2の0 ・240
ピッチャー滝田一希

広島投手成績
滝田一希4回6安打6失点
小林樹斗2回2安打2失点
杉原望来2回0安打無失点

ソフトバンク先発の板東湧梧の前に、広島打線は8回で9安打を放つも田中広輔の適時打1本止まり。3併殺打が痛い。そのうち2度は中村貴浩で、初回には落球エラーも…。柵越えした翌日が大事、というのがよくわかる。

秋山翔吾は、左飛とニゴロエラー出塁で交代。

佐々木泰は第1打席、カーブストライク、フォーク空振り、真っすぐボールの1-2から叩きつけた打球でセカンド内野安打。四回の第2打席は変化球3球を見て2-1からのツーシームをヒット!右腕の食い込んでくる球をセンター返しした。五回の第3打席は二死一、三塁の場面でソフトバンクバッテリーの変化球攻めを見極めてストレートの四球を選んだ。

佐々木泰は前日もフォークを右前打。2の1で1四球1盗塁だった。実戦で結果を出し続け、その内容も充実している。六回の守備から内田湘大と交代した。

先発した滝田一希は4回で107球を要し、3人で片付けた三回以外は悪戦苦”投”。4四球1死球では厳しい。二盗を2つ許した初回にはリチャードに3号2ランも運ばれた。

二番手の小林樹斗も変わりバナに死球を与え、続く六回の先頭打者を歩かせて連続タイムリーを許した。七、八回を投げた杉原望来は1四球無安打ピッチング。

 

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