広島が生んだ新人野手、宗山塁×渡部聖弥オールスター共演へ、来年は佐々木泰も続け…

2025年07月03日: 編集部

画像は宗山塁

プロ野球マイナビオールスターゲーム2025（7月23日京セラドーム大阪、24日横浜スタジアム）に出場する、選手どうしの投票で選ばれた選手が７月3日、発表された。1日、ファン投票で選ばれた12選手に加えて新たにセ・パから7選手が選ばれた。監督推薦は７日に発表される。セ・パ最後のひとりを決める「プラスワン投票」結果は16日に出る。

選手間での投票者数は740人。最多は、ファン投票と重複する日本ハムのレイエスで425票だった。同じくファン投票で初出場を決めていた広島の矢野雅哉もせ・ショート最多の329票を集めてW選出となった。

パ・リーグのショートは324票を集めた楽天の宗山塁だった。新人にしてショートのポジションで先輩たちからも高い評価を受けたことになる。

そして宗山塁と同じ広陵高出身の西武・渡部聖弥も230票を集めてファン投票と合わせてのW選出になった。

「ほかの選手から選んでもらえたことが嬉しい。オールスター出場は一つの目標だったので、１年目からこういう機会をもらえることはありがたいし、いい経験にしたい」（宗山塁）

「（宗山とオールスターで共演できて）率直に嬉しい。こういうトップレベルの場所で同じパ・リーグのチームでプレーできることは本当にありがたい」（渡部聖弥）

ひろスポ！ではドラフト会議前、そしてドラフト会議当日から、広陵OBのふたりが発するオーラに注目して様々な記事をアップしてきたが、やはりただの新人ではなかったことになる。広島ドラ１の佐々木泰も、一周遅れにはなるが1年後にはこうありたいものだ。

広島県民とすれば、できることなら赤いヘルメットをかぶってもらいたかった二人ではあるが、幼少のころから鍛錬を重ねたそれぞれの地元（宗山塁は三次市、渡部聖弥は府中市）を中心に真夏の球宴に注目が集まる。ひろスポ！広島スポーツ100年取材班＆田辺一球）

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