画像はマツダスタジアムでの二軍戦で打席に向かう佐々木泰、一軍でもこういう風景に出会える…
広島のドラフト1位ルーキー・佐々木泰が、二軍戦で規格外の打撃を披露して5月20日から待望の一軍に昇格する。3月5日のオープン戦(DeNA戦、横浜スタジアム)で右ハムストロングスを傷め、二軍で実戦に復帰したのが5月4日。2カ月の空白期間を経て、初戦こそ2打数ノーヒットだったが、そのあとは7試合連続安打とノンストップ。その内容は全8試合で…
25打席23打数13安打2四球、二塁打2、本塁打1、打点4、盗塁1
打率・565、出塁率・600、長打率・783、OPS(出塁率+長打率)・1383
…というすさまじいものになっている。数字の上では明らかに二軍レベルでは規格外!
広島と言えば、県北の三次市出身ドラフト1位ルーキー、楽天の宗山塁が開幕からスタメンに名を連ね、5月18日時点で打率・253、打撃成績15位。守っては開幕から4試合を除いてショートでのスタメン出場を続け、早々とチームのセンターラインに欠かせぬ存在となった。
また、同じく広島県東部の府中市出身で西武にドラフト2位指名された渡部聖弥は開幕からクリーンアップに名を連ね、打率・312で第2位をキープしている。
佐々木泰も、カープファン同様、当然このふたりの活躍は意識しているはずだ。シーズンも4分の1を経過して、巻き返すならもう今でしょ!というタイミングになってきた。そこで、以下、田辺一球広島魂|note より佐々木泰関連の最新記事を流用する。
ウエスタン・リーグ〇4-2オリックス(5月18日、東大阪) 44試合18勝23敗3分け
広 島 101 000 002 ・4
オリックス 002 000 000 ・2
広島スタメン 打安点 今季通算打率
ショート田中広輔3の3 ・323
上本崇司2の0 ・265
DH松山竜平4の1、打点2・304
サード佐々木泰3の2、打点1 ・565
レフト林晃汰3の0、打点1 ・184
前川誠太2の0 ・333
ライト中村貴浩4の0 ・267
センター久保修3の0 ・247
キャッチャー持丸泰輝3の0 ・064
ピッチャー遠藤淳志
広島投手成績
遠藤淳志3回2安打2失点
滝田一希2回0安打無失点
松本竜也1回0安打無失点
長谷部銀次1回1安打無失点
益田武尚1回0安打無失点
大道温貴1回1安打無失点
田中広輔と上本崇司が揃ってスタメン。田中広輔は3の3、2四球で全打席出塁。さらに松山竜平もスタメンで九回、満塁の場面で2点タイムリー。投手陣も二番手の滝田一希以下、なかなか一軍に呼んでもらいそうにない面々が5人投げた。さながら“見本市”の様相だ。
そんな中、佐々木泰が中1日でまた打った。初回の第1打席は一死一、二塁で1ボールからの真っすぐをレフト前タイムリー。三回、先頭の松山竜平が四球で出た場面では、初球を振りぬき、センターフェン直二塁打。(東大阪・花園セントラルバファローズスタジアムの中堅は120メートル)。五回、一死無走者の第3打席は変化球2球で2ボールからの3球目の真っすぐを狙い打ちして右飛。対戦相手は1、2打席目がオリックス先発右腕、3年目20歳の齋藤響介。3打席目は8年目右腕の本田仁海。
佐々木泰はこれで初戦無安打のあと全7試合で安打を放ち、打率・565、出塁率・600、OPS(出塁率+長打率)は驚異の・1383。
なお、先発した遠藤淳志は3回で2安打も押し出しなど毎回の5四球…
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(2025年5月10日掲載)
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