画像は八回、左中間真っ二つの適時三塁打を放つ広陵の四番・葉山正汰
秋季広島県高等学校野球大会 兼 第145回秋季中国地区高等学校野球大会広島県予選会・準決勝(10月5日、鶴岡一人記念球場)
第1試合
山陽 000 000 000・0
広陵 100 000 02X ・3
広陵のエースナンバー、柴田翔大(2年)が8つの三振を奪って山陽打線を完封した。伸びのある真っすぐを軸に、変化球のコントロールも冴えた。これだけの球威があれば中国大会の強豪相手でも力でねじ伏せることができそう。
勝負どころの六、七、八回を内野安打1本に抑えて迎えた八回裏、初回に先制打を放った四番・葉山正汰(2年)が左中間を破る適時三塁打。そのあとさらに1点を加えてダメを押した。
秋季中国大会出場を決めた広陵は、そこで決勝まで進めば来春のセンバツ出場が決まる。

左中間適時打を放ちサードに滑り込む葉山正汰

球威抜群、広陵・柴田翔大の力感溢れる投球フォーム

広陵打線を苦しめた山陽・大宮皇瑛
山陽の2年生エース、大宮皇瑛も”スミ1”を許したあとは、がっぷり四つのピッチング。準々決勝までの全3試合をひとりで投げ切った右腕には勢いがあった。ただ、八回はバックの守りのミスから失点してマウンドを二番手に譲った。
第2試合
広島商 200 010 000 1 ・4
崇 徳 001 020 000 2x・5
(延長10回タイブレーク)
第2試合は延長タイブレークの末、崇徳が接戦をモノにした。
崇徳のエース、徳丸凛空(2年)は150球を越えて延長十回も続投。送りバントで一死二、三塁にされたあと四番・名越貴徳(2年)を浅い右飛に打ち取ってツーアウト。続く田中晴(2年)の打球が高く弾むショートゴロになって一塁セーフ…と不運な形で勝ちこされた。
しかしその裏、一死二、三塁として打席に徳丸凛空。ここで1番を背負う広島商・片岡虎士の初球がワイルドピッチとなってまず同点。徳丸凛空が四球を選び一死一、三塁になったとこころで広島商ベンチは満塁策を選択した。
打順は一番に返って打席には中原悠也(2年)。1ストライクからの2球目をライトに運び、これがサヨナラ犠飛となった。
準決勝で敗れた山陽と広島商は中国大会出場を懸けて11日、同球場で3位決定戦に臨む。
広陵と崇徳は秋の広島王者を懸けて同日、決勝に臨む。なお崇徳・徳丸凛空はこの夏の広島大会決勝で九回二死まで広陵打線を抑え込み、最終的には延長タイブレーク1対2惜敗…というエンディングを経験している。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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