サンフレッチェ広島は11月13日、DFの水本裕貴選手が左眼窩底骨折で全治4週間と発表した。
水本は11月7日(土)に行われたJ1、第2ステージのガンバ大阪戦(万博記念公園)で1−0リードで迎えた後半20分、相手との接触プレーで顔面を強打。そのままピッチに倒れ込み、担架で運び出された。
その後は佐々木が水本のポジションに入り、試合は2−0の快勝。チームは22日の最終節、湘南ベルマーレ戦に年間勝ち点1位と第2ステージ優勝をかけ臨む(第2ステージ優勝はすでに確定的)という大事な時期だっただけに、この離脱は非常に残念…。
「鉄人」と呼ばれる水本は、5月16日に行われたファーストステージ第12節、鹿島アントラーズ戦で127試合連続フルタイム出場の新記録(フィールド選手)を樹立。その後さらに137試合まで伸ばした大記録は8月12日、セカンドステージ第6節の鹿島アントラーズ戦で塩谷と途中交替してストップした。
それでも開幕からリーグ戦全試合に出場し148試合連続出場中の水本の存在は絶対的…。2012年、13年のJ1連覇の立役者のひとりでもある水本あっての3バックだったが、最終節はバックアップする佐々木はもちろん、全員でカバーしあいながら水本に吉報を届けることになる。
森保監督からスタメン組のビブスを手渡される佐々木。移籍1年目の今季、スタメン5試合、途中交代で終盤から16試合に出場しその存在感は増している。