リオデジャネイロ五輪、サッカー男子日本代表、第1次リーグB組
日本―スウェーデン(日本時間8月11日午前7時キックオフ、サルバドル・アレーナ・フォンチ・ノヴァ)
日本代表スタメン、2トップに浅野拓磨(アーセナル)、右センターバックに塩谷司(サンフレッチェ広島)
浅野は日本男子五輪史上初の3戦連発を狙う。7日のコロンビア戦で右足かかとを痛めており、ケガを押してのスタメン。
日本がこの試合に勝ち、同時刻に行われているコロンビア―ナイジェリア戦でコロンビアが負けるか引き分けで日本の1次リーグ突破が決定。日本が引き分けた場合はコロンビアが負けた場合に限り、日本、スウェーデン、コロンビアの得失点差勝負、コロンビアが勝てば日本の決勝トーナメントへの道は絶たれる。
しかしコロンビア、前半4分に先制…
日本は前半35分、興梠慎三(浦和レッズ)が左足でシュート。GKに弾かれる。
前半42分には、左サイドを中島翔哉(FC東京)がドリブルで持ち上がりクロス!浅野が高いジャンプで競り勝ったが相手を押してファール。
0-0で前半を折り返した日本、後半15分、浅野拓磨(アーセナル)に代えて鈴木武蔵(アルビレックス新潟)を投入してワントップへ変更。
後半19分、MF大島僚太(川崎フロンターレ)が左サイドの突破からクロス。飛び込んだのは後半5分途中出場の矢島慎也(ファジアーノ岡山)。ドンピシャで押し込み待望の先制点。
後半21分にはセットプレーから塩谷司のヘディングシュートがバーを直撃…
しかし後半27分ごろ他会場のコロンビアがナイジェリアを2-0と突き放し、日本は勝っても1次リーグ突破の夢を断たれる無念のエンディング…。
発足から952日目でひとつの”集大成”となった手倉森ジャパン。監督は…
「このあとも、進めればなという思いでいます。(1次リーグ敗退の)そういう運命は受け止めなきゃいけないでしょうし、僕らが行けなかったことに関して、目標は掲げましたけどね、この谷間と言われた世代の選手たちが世界で勝ち点をもぎとれるようになってきたというところは示せた大会になったと思います。日本サッカー協会としてはロシア(W杯)にね、このメンバーが加わっていければなと思います」