天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会は5月26日、全国15会場で1回戦15試合を行った。
広島では広島県代表のSRC広島と鹿児島県代表の鹿屋体育大学が広島市西区のコカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアムで対戦、地元ファンの声援を背に初戦突破を目指したSRC広島は、後半アディショナルタイムに失点して1-2のスコアで敗れた。
先制点を許したのは前半7分。試合開始直後から相手へのマークが甘くなる時間帯が続く中、強烈なミドルを決められた。
天皇杯予選を無失点で勝ち上がってきたSRC広島にすれば痛すぎる時間帯での失点…
さらに前半16分には至近距離からの強烈なヘディングシュートを浴びたがここはGK相原 剛が右手で見事に弾き出した。
同点に追いついたのは前半30分。左サイドを攻め上がり、最後はDF川井裕哉のクロスが相手DFとGKの間に入ってオウンゴールを呼び込んだ。
前半を終えて1-1、しかしSRC広島のシュートはゼロ…
攻め手を欠くSRC広島は後半に入っても得点源のMF前原 翼とFW林 遥にボールを供給できず、40人を超えるJリーガーを輩出してきた強豪の手堅い守りに大苦戦…
それでも1-1のまま後半4分のアディショナルタイムに突入。残り時間わずかとなって相手に与えたCKが無常の決勝ゴール、というエンディングになった。