第101回全国高校野球選手権広島大会第11日(7月26日)
準々決勝の4試合がありベスト4が決まった。3連覇を目指す広陵と広島商の広島西部勢と尾道、尾道商が勝ち上がった。尾道勢2校が同時に4強入りするのは大会史上初の快挙。両校は27日に地元の尾道しまなみ球場で決勝進出を懸け激突する。
26日、尾道しまなみ球場であった第2試合、尾道商は優勝候補の中でも横綱級の広島新庄に7-2のスコアで快勝した。相手の5安打を大幅に上回る12安打で五回までに7-1として主導権を握ったのが勝因だろう。コンスタントに数字を叩き出す三番・徳毛太一(3年)は5打数4安打1打点。
尾道しまなみ球場第2試合は広島商が市立呉に3-2で九回サヨナラ勝ちした。広島商は3年連続で市立呉の前に立ちはだかったかっこう。スタメン9人で戦う市立呉は広島商の9安打と互角の8安打を放ち一時は試合の主導権を握りかけたが、九回の一死満塁で犠飛を上げられわずかに及ばなかった。広島商は3投手を繋ぎ、市立呉はエースの沼田仁が”完投”、見事な”連投”の夏を終えた。
三次きんさいスタジアム第1試合。広陵は国際学院に対して今大会初めて失点。結果的には9-2のスコアで広陵が1回戦から続くコールド勝ち(七回コールド)となった。
三次きんさいスタジアム第2試合。快進撃を続けてきた国泰寺と尾道の試合は二回に尾道が先制、八回に国泰寺が追いつく好ゲームになった。迎えた九回の尾道は無死満塁から九番・植野司(3年)がサヨナラ打した。尾道の主戦、井上愛斗(3年)は6安打完投でまさに準決勝進出の原動力。連戦となる尾道商戦での起用法が注目される。(ひろスポ!・田辺一球×高校野球取材班)
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