今日3月22日のジェイテクト戦の始まる前の、昨日の時点でJTの「ファイナル6」1位通過→ファイナル進出 と「ファイナル3」は、サントリー vs 豊田合成ということも決まってしまっていて(昨日の第2試合で、堺がジェイテクトに負けたため)今日は“消化試合”的な扱いになりました。
ジェイテクトは自分の勝ち点とパナソニックの勝敗によっては順位が変わる可能性がありましたが、…5位か6位か、ですから、「ファイナル3」には届きません。
そういう意味合いもあってか、JTは“調整試合”と位置付けていたようでした。不動のスタメンの、L酒井とMB町野の2人のベテランをベンチ外にして、スタート。
第1セットは、
WS越川・八子
MB筧本・安永
OPレオ S井上 L久原
と、リベロを久原&唐川の若手で行くことと、町野を休ませる以外は、至極まともな布陣。
25-19 で、第1セットを取ると、次から、がらっと変えてきます。
第2セットは、OPレオに変わって、安井を投入。善戦しますが、20-20のところから徐々に離されていき、21-25 で このセットを落とします。
第3セットになると、越川さんに替えて、小澤くんを入れ、セッターを井上から深津に交代。
WS八子・小澤
MB筧本・安永
(途中から筧本→中島に交代してしまいます。)
OP安井 S深津 L唐川
…若手というよりも、1.5軍並み?
それでも、一方的な試合運びになってしまった訳ではなく、22-23と一点差までは競っていたのですから、JTの層の厚さに感心するしかないですね。
第4セットは、更に八子くんも吉岡くんに変えてしまい、
WS小澤・吉岡
MB安永・中島
OP安井 S深津 L唐川
と、平均年齢が24.4歳の驚きのチームでこのセットを戦い、8-7、 15-15くらいまでは若さで何とか着いていっていましたが、やはり、2ndテクニカルタイムアウトの後、20点以降は、ドンドン点差が開いていき、終わってみたら、19-25 でした。
アクシデントはいつあるかわからないものだから、控え選手の力量を見定める機会だったと思えばそうだけど、明らかに二軍を出されているジェイテクトには、どういう風に見えたのかあ…、と心配です。
「ファイナル6」は、パナソニックの全敗、という、当初の予想とは全く違ったところに着地しました。
来週(土)に、仙台市で「ファイナル3」が開催され、サントリーと豊田合成が戦い、その勝利した方と、4月5日(日) 東京体育館で、JTが戦います。
今年のサントリーは強かったイメージですが、豊田合成が苦手だったようで、レギュラーシーズンは負け越してます。ただ、「ファイナル6」では、合成がJTにフル負けした翌週の試合がサントリー戦で、なすすべなく 0-3で負けてます。
サントリーは、攻撃の要はエバンドロですが、もう一つの核の栗山の負傷がどの程度なのか、にもよるでしょうね。
場合によっては、東京体育館での決勝戦の相手が、豊田合成、という一番嫌なパターンになる可能性もあります…。結局は、イゴールの恨みつらみを最後まで一心に受けないと終われないのか…。
合成だけには、負けたくないな。
次は、東京体育館レポートを送ります。
(文責・ちゃこ)