6試合で45点を奪い6連勝をマークした広島だったが一昨日、東京ドームに乗り込んだとたんに打線が沈黙。初戦は1点止まり、昨夜の第2戦では好投した大瀬良を援護できずに完封負け。左手を痛めた新井貴浩がスタメンから外れたこともあり、打線の勢いに急ブレーキがかかった。
当面はロサリオが新井の穴を埋めることになるが、こんな時だからいて欲しい、エルドレッド、グスマン、シアーホルツの”大砲3門”は揃いも揃ってきょうも山口・由宇練習場で行われたウエスタン・リーグ、中日戦に出場。しかも三番グスマン、四番エルドレッド、五番シアーホルツ、の”豪華版”で、四回にはエルドレッドが左翼越えに豪快スリーランを叩き込んだ。
エルドレッドは昨日の試合からファーストの守備にもついており、3月中旬に受けた「右膝内側半月板部分切除」手術からの回復も順調。果たしてこの3人の中で一番、最初に一軍に戻ってくるのは…。
ただ、広島の現在の得失点差プラス35は、実はセ・リーグ、ダントツの第1位。…なのに順位は得失点差マイナス50で”セ・リーグひとり負け”の阪神と同率の5位。…ということは単に打つとか、打たないとかと言う以前に改善すべき問題がありそうな気もするのだが…。