2018-19V.LEAGUE Divison1 MEN、ファイナル6第5戦(最終戦)、3月24日・日曜日、東京都・大田区総合体育館
豊田合成トレフェルサ(RR3位)戦
非常に重要な最終戦になりました。V1リーグ男子はどのチームも実力が拮抗状態で、F6進出当確ラインも数チームで争う状況からの、ファイナルラウンド。
システム的には「下剋上」が可能とはいえ、実際にやったのは昨季のJ Tが初(RR4位から順位を1つあげて、3位でF3に進出)。それが、最終日を残した時点で、RR2.4.5位がポイントで並び、RR3位合成は5位に転落。最終日の試合結果によっては、RR2位サントリーが4位転落もあり、という、劇的というか、歴史的な展開。
さあ!劇的な最終戦の結果は?!
25-20
25-21→この時点でF3決定!
18-25
25-16
セットカウント3-1で勝利!ポイント3をGETし、ファイナルラウンドの第2ステージ【ファイナル3】に進出が決定しました!
スターティングメンバーは、
OH:山本将平、劉力賓
MB:小野寺、安永
OP:エドガートーマス
S:深津旭弘
L:井上航
興味深かったのは、F3進出決定したので、ガラリとメンバーを変えた第3.4セット。
OH:山本将平、武智
MB:筧本、安永
OP:八子
S:金子
L:唐川
第3セットは、も〜勘弁して。相手に、J Tは人を小馬鹿にしてんのかと思われるし、いや、いくら主要メンバーに休みをあげたい、っつっても、マズイでしょ?!と言わざるを得ない出来栄え。舞い上がる金子に、入れ替わり立ち代わり皆んなが声を掛けたり背中を叩いたりしているのが、印象的でした。
第4セットをこのメンツできちんと取りきれて、3Pをとれたのは本当に意味がデカイ!
S金子の事実上のVデビューと言える試合を見れたことに感謝します。エンド席から見てたことも、面白さ倍増だったかもしれないです。
アンテナまで伸びる美しいトスが、何度も見れました。また、これまでブロックに何度も捕まったり、ブロックを躱す打ち方をしていた将平が、気持ちよく打ち抜く場面を久しぶりに見ました。
J T vs合成 の前に、東レvs堺があり、東レが3-2で勝利。2-1となった時点でF3決定したので、OPルジェ・OHアウンを外してメンツを組み、結果勝った、とは、パッと見は同じかもしれないけど、中身が全然違う。
生観戦してなきゃわかんないとこだろうけど、チームは、コート上の選手・ベンチ控え選手だけで出来てはなくて、登録から外れている選手も合わせて「チーム」だ。コートに立っている選手以外のベンチ控え選手の準備の仕方、登録から外れた選手の試合への関わり方で、そのチームがどの方向に向いているのかが見えるように思う。
大体どのチームも、登録から外れた選手は「関係者席」と用意されたエンド席から試合を観戦していることが多い。今回の大田区総合体育館では、関係者席は選手も他チームの監督・コーチも、同じ場所に座って観戦していた。
J Tサンダーズだけが、控え選手サークルのすぐ後ろにベンチ登録から外れた選手全員が立っていて、ベンチ控え選手と一緒に声出しをしてました。主将の将平も、トムも、劉も、航も、ヤスも、誰にインタビューしても「チーム一丸」という言葉が出る。これって、実はすごいことだと思う。
大田大会の2戦は、トムに凄く負担を掛けて、でも期待を超える出来栄えで応えてくれた。劉も、復活の兆しが見える。そして、J TのBチームのレベルも大したもんだ、ということも証明された。
ファイナルラウンド 第1ステージ【ファイナル6】は、
①パナ(持ち点5+獲得10)15P
②J T(持ち点2+獲得11)13P
③東レ(持ち点1+獲得11)12P
④サント(持ち点4+獲得6)10P
⑤合成(持ち点3+獲得3)6P
⑥堺(持ち点0+獲得4)4P
見事に、『下剋上』なりました!
ファイナルラウンド 第2ステージ【ファイナル3】は、来週土日、川崎とどろきアリーナで、東レアローズと対戦。2勝すれば、4/7.14に開催されるファイナルに進出。1勝1敗の場合は、2日目の第2戦終了後、30分後に「ゴールデンセット」を1セット戦い、それの勝者がファイナルに進出する。
来週の、川崎とどろきアリーナも、現地で応援する予定です!
行くぞ!ファイナル!
そして、優勝!ブランデージトロフィーを、広島に!
頑張れ!J Tサンダーズ!
がんばろう 広島。
(ちゃこ)