創部84年目で悲願のリーグ優勝を遂げたJTサンダーズの優勝祝賀会が5月7日、広島市内で行われた。
会場には選手の家族、県内スポーツ関係者、県内政財界のトップらが顔を揃え、華やかなムードに包まれた。
談笑するレアンドロ・ヴィソット・ネヴェス選手(#18)とベゼラ・ダシルバ・サムエル・ジュニオル選手
湯崎英彦広島県知事の問いかけに笑顔で答えるヴェセリン・ヴコヴィッチ監督
広島県バレーボール協会、重野陽一会長の激励に耳を傾ける越川優主将
優勝とともにチームを去ることになった33歳、ベテランの酒井大祐選手は大勢のファン、関係者から温かい声援やねぎらいの言葉をかけられた
ヴコヴィッチ監督あいさつ
JTサンダーズは言葉にできないぐらいの素晴らしいシーズンを送ることができました。選手たちは素晴らしい技術、パフォーマンス、ファイティングスピリット、最後まで負けない気持ちを持ち続け、結果的に二冠が達成できました。
ほんとに私はここにいる選手、スタッフ、チーム関係者、JTにかかわるすべての方を誇りに思いますし、全員で勝ち取った優勝だと思います。そしてどこの会場に行ってもファンの方にはたくさんお越しいただき、特に広島では会場が満員になるほどでした。ファンの方には改めて感謝を申し上げます。こうして結果を出すことでお返しすることができたと思います。
JTという会社の大きなプロジェクトの一員となって目標を達成できたことを誇りに思います。そしてこれがJTの歴史の始まりの一歩だと思っています。これからも素晴らしい結果を出していきたいと思います。変わらぬ声援をよろしくお願い致します。ありがとうございました。
越川主将あいさつ
本日はご多忙な中、我々JTサンダーズの祝勝会にお越しいただき本当にありがとうございます。我々、選手スタッフ、ほんとに幸せ者だと思います。本日もこれだけの皆様にお祝いをいただき、こうして皆様に応援していただくことで優勝したんだな、という実感が湧いております。
ほんとの勝負はこれからだと思っています。あまりみなさん、触れていただけなかったので自ら触れるんですけども、先日行われました黒鷲旗では残念ながら負けてしましました。(会場全体、苦笑い…)でもこれは我々への試練だと思っています。
OBの方々が作ってこられた84年という歴史の中で、たまたま我々の世代で優勝することができました。ただこの優勝に満足することなく、やはり来年は天皇杯、Vプレミアリーグの2連覇、そしてもう一度、三冠へのチャレンジをしたいと思っています。
そのためにも、我々はみなさまに愛されるチームだと思っておりますので、またみなさまに応援していだき、チャレンジしていくためにみなさまの支えも必要です。広島のみなさん、そして本日もお越ししただいています北海道厚別市のみなさん、これからも変わらぬサポート、ご声援の方をよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。