結果的にはオリックス・森脇監督の「休養」に直結した京セラドームでの3連勝の勢いに乗り、マツダスタジアムの先発マウンドにエース前田健太を送った広島が九回、二番手の中崎、三番手の戸田で5点を失い4対7の大逆転負けを喫した。
「ひろスポ!」ではこうした事態を危惧してこの試合の開始までに2度、”注意情報”を発してきた。
直近ではきょう6月2日の夕方にアップした以下の記事。
「広島の抑えは中崎か、それとも…、きょうから12球団最高打率を誇る日本ハムとの3連戦」
暫定守護神の中崎と、このところ連投続きの戸田の「掟破り」の起用などについての不安を綴ったがその通りになった。
九回、雨の中2点リードの場面でマウンドに上がった中崎は先頭の田中賢を歩かせ中田に中前打されると続く近藤に適時打され1点差に詰め寄られた。
一死一、二塁から中崎を救援した戸田は2者連続四球で押し出し。さらに途中出場の岡に勝ち越し2点適時二塁打を打たれ、そのあともう1点追加された。
九回に5点を取られて日本ハムに逆転負け。
それと まったく同じことが2012年5月20日のマツダスタジアムですでに起こっており、この一件をきっかけに広島を後にする形になったサファテが現在ソフトバンクの守護神を務めていることはファンの間では有名な話だ。
そして「そうならないように…」との願いを込めて「ひろスポ!」では以下の記事も5月21日、早めにアップしたがその願いはかなわなかった。
「5点差ひっくり返された広島、2年前の同じ日もマエケン絡みで大変なことになっていた…」