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2015年09月23日
編集部

黒田でも負けた広島、マエケンを阪神戦にぶつけて3位狙いに目標修正、しかし「3点取られたら終わり」ではマエケンも…

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広島が今季最多、3万2278人の神宮球場でヤクルトに0-6の完敗を喫した。昨夜の試合を1-4で落とし、改めて「3点取られたら終わり」を証明したかっこうだがきょうも初回に1点を失った黒田が三回、畠山に26号2ランを浴びてあっという間に生きの根を止められた。

五回で降板した黒田がヒットを打たれたのは山田と畠山だけ。しかも初回は山田右前打、二盗、畠山適時二塁打。三回は山田左前打、二盗、畠山ホームランでともに二死から。ヤクルトの強さばかりが際立つ結果となった。

広島はこれで「一戦必勝でいく」(緒方監督)とした12連戦の5戦目を終えて1勝4敗。開幕前、高々と掲げた「優勝」は絵に描いた餅に終わり、あすの巨人戦に向け中4日登板を予定していた前田健太を25日からマツダスタジアムで予定される阪神3連戦の頭にスライドさせた。

だが、前田健太を阪神にぶつけたからと言っても、3年連続CS出場への道はなかなか開けてはこない。

8月18日の中日戦(ナゴヤドーム)で1-3負けの広島は、そこからきょうまで29試合を戦い13勝14敗2分けで、「3点以上失うと勝てない」確率は100パーセント。極端な投高打低傾向が「逆転優勝」へのシナリオを狂わせた。

29試合中、二けた安打はわずか1試合。今日もまたカープファンの大声援を受けながら、6日に同じ神宮で6回零封された館山に五回までパーフェクトピッチングを許し、けっきょくわずか3安打の完封負けとなった。

7月までは混セを勝ち抜くのに十分な攻撃力を保ちながら、徐々に得点力不足へ陥っていった広島打線の一番の失敗は「一、二、三番と特に五番を打つ顔ぶれをいじくり過ぎたこと」とひろスポ!ではすでに推察しているが、この日の打順を見ても昨日八番を打った田中が五番に入り、昨日三番の新井貴浩はベンチスタートで三番は松山。

…でヒットを打ったのは一番の丸と安部、石原の七、八番、というオチがついた。

広島は12連戦直前に2分けを挟み5連勝をマークした。この時のスコアは5-0、3-3、4-2、3-0、2-2、3-0、1-0。

明らかに出来すぎの展開が続いており、完封リレー以外で勝てたのは1試合だけ。

しかし12連戦に入ってからは「1点もやれない」重圧が逆に黒田や前田健太の投球さえ窮屈なものにしてしまい、無傷なのはジョンソンのみ…という非常事態。「一戦必勝」を裏付ける材料がほとんど見当たらない、というのが実情だ。

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