カープ球団はさきほど、黒田から来季も現役を続行するとの連絡があったと発表した。鈴木球団本部長が明かした。契約は来週以降になる。
黒田はシーズン終了後、現役引退と”続投”の狭間で揺れていた。
球団側は金銭面など様々な条件提示の用意をして全力で遺留に努めてきた。前日、鈴木本部長が広島市内で本人と約2時間30分にわたって話し合い、けっきょく黒田が折れた格好。
黒田は日米通算200勝まであと7勝に迫っているが、それは「1球の重み」を公言する黒田にとってはモチベーションにならない。
前田健太のポスティング移籍で来季、チームが優勝を争うのは至難のワザ。黒田は自分を育ててくれた球団に最後の恩返しをすることになる。