マツダスタジアム、広島対西武戦(6月14日)で究極のビデオ判定だ。
九回、二死無走者から西武・森が2号ソロを放ち2対2となって裏の攻撃へ。
一死二塁で打席には途中出場の赤松。マウンド上には4人目の増田。
その初球、打球はセンター前へ。
二塁走者の菊池は迷わずホームへ。センター秋山からのバックホームが逸れて、クロスプレー、判定は…アウト!
しかしここで緒方監督抗議。
審判団はビデオ判定へ。
アウト!の判定は午後9時12分。再たび審判団がグラウンドに姿を見せたのは午後21時22分。
「コリジョンルールを適用してセーフ」の場内放送に観衆2万6316人の発表があったスタンドは騒然となり、ヒーロー赤松は他のナインを置き去りにして?グラウンドで喜びを爆発させた…
広島は連敗を2で止めて交流戦勝率5割復帰。”悪夢”のはずの中崎に勝ちがつき、増田は3敗目。
しかしコリジョンとサヨナラのこの組み合わせ、かなり微妙…
試合後の緒方監督の話
(抗議に)行く時点で確信があった。何度もああいうプレーや他の試合を見てそういうケースなら抗議に行かないと損だと。(赤松は)足のスペシャリストがバットでいい仕事をしてくれた。正直、嬉しい。