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2014年07月25日
編集部

マエケン、二けた目前、阪神上本の同点ツーラン浴び沈む…

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今季、阪神戦初先発の前田健太は、初回に2点の援護をもらうと四回に1点を返されたものの六回、田中広輔の6号ソロで再びリードを2点に広げ七回へ。

一死一塁となって阪神ベンチは藤浪に代打・新井良太を起用。前田は新井良太を右飛に打ち取り一番に還って上本。

昨年は対戦のなかった上本だが、初回、第1打席で粘られた末に7球目で四球を選ばれたこともあり前田はここで全力投球にシフトチェンジ。

初球147キロボール、2球目146キロストライク、3球目スライダー入ってボールカウント1-2。4球目、アウトローへの149キロ真っ直ぐはわずかにボール…。

さらにスライダーファウル、スライダーボール、ストレートファウル、スライダーファウル。

そして9球目。勝負球に選んだスライダーは真ん中へ。完璧に振り切られてレフトコンコースで同点ツーランが弾むと前田は両手をひざに当て、ガックリ肩を落とした。

ここまで4連勝をマークして、最多勝と防御率の投手二冠をキープしてきたエース右腕。しかも交流戦以降は7試合続けて被本塁打ゼロで来ていたが最後の最後に落とし穴。昨秋のクライマックスシリーズでも投げ勝った藤浪に2度目の土をつけるはずが、この日投じた120球目ですべてが暗転し、八回には中継ぎ陣が勝ち越し点を奪われた。

 

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