7月25日発売の週刊新潮2019年8月1日号が以下のタイトルで広島・緒方監督の野間平手打ち事件の詳細を掲載する。
11連敗の陰に秘された事件 怠慢選手に「嵐の掌底」連打!
広島緒方監督の鉄拳制裁は是か非か
広島球団の7月24日の説明では6月30日のDeNA戦(横浜スタジアム)のあと緒方監督が野間に暴力をふるい、7月15日付で緒方監督を厳重注意処分した、と言う。
だがこの件に関しての広島のメディアに対する発表は24日の広島対中日戦の終了後で、しかも報道陣は緊急招集された。
週刊新潮の記事がなければ、この問題は表沙汰にならないまま、カープナインは厳しい環境下での戦いを強いられていた可能性もある。
緒方監督は7月15日に野間を含む全選手に謝罪したとも説明されているが、選手はこの件に関して口を開こうとせず、どんなことが起こってどのような対処がなされたのか、本当のところはわからない。
球団側の説明では「内部からの通報」で今回の暴力事件が発覚した、としているがそれもどうか?関係者の話などから想像するに、そうした自浄作用が働いているようにはとても思えない。
いずれにせよ広島市民の財産であるマツダスタジアムを本拠地とする市民球団の存在意義とはかけ離れた感のある事件であり、「厳重注意」での幕引きの前に再発防止に向けた取り組みなど、きめ細かな対応が欠かせない。(ひろスポ!・田辺一球)
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