巨人の優勝マジックが20から19になった。広島は8月28日の巨人22回戦で直接対決に敗れていよいよ追い込まれた。
ゲーム差は6・5に戻り、巨人戦は残り3試合しかない。3連勝でもゲーム差3・5。28日、野村が坂本勇に許した逆転2ランはそれほど重い意味を持っていた。
よって29日の同23回戦に先発する大瀬良は、文字通り最後の砦となる。
大瀬良は7月19日のマツダスタジアムで、4回を投げ5失点と巨人打線に手こずった。岡本にはソロを打たれ、亀井にも3連打された。野村を打って意気上がる相手をねじ伏せるには相当の困難さが伴いそうだ。
一方、広島打線が29日予告先発の桜井を打てるかどうか?も微妙…
7月21日のマツダスタジアムでは、西川の先頭打者アーチによる1点のみで7回5安打に封じられた。
ヒットを放ったのはいずれも左打者。よって菊池涼、鈴木、會澤のバットがこのカード勝ち越しへの鍵を握っていることになる。(ひろスポ!・田辺一球)