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2014年08月23日
編集部

広島災害、被災地からの声に応えるマエケン完封劇で存在感増す市民球団

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広島県史上最大級の大災害に沈む広島で、マエケンの、お立ち台でのひとことは重たい意味を持っていた。この日のマツダスタジアムはチケット完売。しかしよく見るとあちらこちらに何席かまとめて空席があった。観戦を楽しみにしていた広島市民の中に何等かのアクシデントに見舞われた方たちが大勢いたことは容易に想像できる。

「土砂災害に遭われた方々から僕のブログにコメントやメッセージをたくさんいただいて、“今の由一の楽しみはカープが勝つことです”という言葉をたくさんいただきました。その人たちのためや、ファンの人のためにも、とにかくたくさん勝って、みなさんに喜んでもらえるように一生懸命頑張っていきます!」

直接対決3連戦の初戦を制し、2位阪神に1・5差大接近。昨年7月以来の完封勝利は今季最多の12奪三振のオマケ付きで、その熱投ぶりは満員のスタンドと自軍ベンチ、そしてテレビ観戦などで試合の行方を注目していた広島市民に6対0、胸のすく勝利と大きな手ごたえを提供することができた。

毎週金曜日、阪神、巨人相手の“マエケン・スペシャルローテ”が始まったのは球宴明け7月25日のことだった。しかし、そこから4戦続けて未勝利で二けた10勝を目前に足踏み。しかも先週の巨人戦(マツダ)は試合開始当初から開催の判断が疑問視されるほどの強い雨の中、“およそさらしくない”態度をとり続けて、挙句の果てに3回6失点KO降板となった。

「雨で大変なのはわかるけど、あんな態度をとってはいけない」「エースのやることじゃない」「どうせメジャーに行くんでしょ」

カープOBから、関係者から、そしてファンからもあがったそんな声に対して、エースのプライドはどれほど傷ついたことだろう。

ここ4試合の登板はどうだったか、なぜあの時、踏み止まることができなかったのか?体調がもうひとつすぐれない中で、どうやれば相手を打ち取れるか?改めて自身の中で振り返り、あとはもうみんなに投げる姿を、ありのままの自分を見てもらい、結果でその思いを示すだけ…。

原点に帰る意味も込めて大きく振りかぶる投げ方に戻し、4試合ぶりにバッテリーを組む會澤のミットめがけて1球1球投げ込んだ。イニングが進むにつれてピッチングに対する集中力が高まり、球数が今季最多の139球に達するその直前になっても150キロ前後の快速球をリラックスしたフォームから繰り出すことができた。

この試合で左ひざの大けがから復帰して、先制適時打を含む2安打3打点の活躍で援護射撃をしてくれた松山と二人、お立ち台で勝利のポーズを決めカメラに収まった。二人の明るい笑顔がメディアを通じて多くの広島市民に届くことになる。様々な困難や不条理にも立ち向かい、あきらめないで前進するその姿、そして熱い思いを体現する「全身赤」の期間限定ユニホーム。

阪神との3連戦はすべてチケット完売でスタンドは連日、大きな賑わいを見せるだろう。大きな災害の復旧作業と同時進行のペナントレース、市民球団の存在がひときわ輝く8月は、やがて記憶に残る日々へと変わっていき、ひろしまの子供たちの笑顔がまた広がっていく。

 

公式携帯サイト「田辺一球広島魂」より記事一部流用
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