画像は1336年ベルリン五輪の遺産、オリンピックシュタディオンに立つひろスタ特命取材班・班長の田辺一球
ウクライナのキスリツァ国連大使は2月28日、国連総会の緊急特別会合で、ロシアのプーチン大統領をヒトラーの最後にオーバーラップさせた。
ロシアのウクライナ侵攻は時間の経過ともにナチスによる戦場とよく似た状況になりつつある。相手の戦力を甘くみて苦戦、侵略される側は市街地でゲリラ戦、侵略者を混乱させるため、案内標識の撤去。昔も今も同じことが行われている。ロボット兵器時代の21世紀でも、だ。
ウクライナ大使の考えはひろスポ!がロシアのウクライナ侵攻前にあたる2月22日にアップした下記記事の主旨と完全に重なる。…ということはひろスポ!の「国際感覚」はトンチンカンではない、ということになるかもしれない。
上記記事内には「今、世界はウクライナ問題一色…。国連の大多数の声を無視してウクライナ侵攻を企てるロシアのプーチン大統領は、メディアを使って好き放題の情報を流すが、メディアを操る権力者の行く末がどうなるか?」「今回とよく似たケースに1936年、ナチス政権下のベルリン五輪がある。習近平体制の中国と一緒で、プロパガンダやりたい放題。その結末は1945年4月30日、そのベルリンの地下壕でのヒトラー、ピストル自殺だった…」の文面とともに、その自殺現場の今の写真も添付してある。
キスリツァ国連大使は、おそらく脳ミソを悪魔的な何かに侵されたプーチンの所業を「何かに似ていないだろうか? そう、第2次大戦の始まりに酷似していないか?」として、プーチンの核使用発言を「狂気」と断罪。「もしも自死するというのなら、核兵器を使用するのではなく1945年5月にあの男がベルリンの地下壕でしたのと同じことをすればいい」と結んだ。
ひろスポ!も同じ考え、であるしそう願っている。核ボタンにだけは触れることなく、地上から消え去ることを…(ひろスタ特命取材班&田辺一球)