広島対巨人23 回戦(広島10勝11敗1分)午後6時、マツダスタジアム、予告先発は、広島・ヒース(2勝0敗)、巨人・澤村(4勝3敗)
広島がいよいよ正念場を迎えた。
初戦はマエケンで圧倒した。昨夜の野村祐輔もナイスピッチングだった。初回に先制。しかし六回にひっくり返された。
昨年10月18日の東京ドーム。野村祐輔は杉内と投げ合った。初回、先頭の丸が四球、菊池が送って梵がタイムリー。理想的な形で選手背負いしたが三回、二死から追いつかれ四回に勝ち越された。
けっきょく昨年のクライマックスシリーズ、ファイナルは2-3、0-3、そして野村祐輔が投げた第3戦も1-3で敗れた。3戦でたった3得点。重圧がかかる舞台でどうやって点を奪うか?それがまさに昨日の対菅野、だったのだが、けっきょくCSファイナル第2戦で完封を許した右腕に“また”抑え込まれた。
今夜はヒース対澤村。広島はもはや優勝の可能性は霧散した。あとは来たるべきクライマックスシリーズに向けてどんな備えを広島がするか?
そういう視点でみていけば対澤村は広島打線の実力を測る絶好のチャンス!
澤村は8月28日の東京ドームで阪神打線を2安打完封。さらに9月4日の宇都宮では広島打線を7回5安打0封、そして前回17日の阪神戦(甲子園)は7回9安打2失点で3連勝中。その間に奪った三振は22個。
広島にはまだペナントレースの灯を消さないための“意地とプライド”が残っている。