広島の鈴木誠也がヤクルト先発の石川からプロ1号ホームランを放った。石川の初球、アウトハイの132キロ真っ直ぐを鋭いスイングでライト方向へ打ち返す見事な先頭打者アーチだった。
鈴木誠也はルーキーイヤーの昨年、シーズン終盤、チームが初のクライマックスシリーズ出場を目指している時期に一軍に昇格。同じく入団当時に背番号51をつけた前田智徳の引退試合を目の当たりにするとともに偉大な先輩から「若い時期の一軍の経験を大事にこの時期しかできない成長を目指せ」と助言された。
しかし昨年はクライマックスシリーズ前に二軍に逆戻り。「今年はクライマックスシリーズにも行きたい。そのためにはチームの勝利に貢献すること…」と話しているが、有言実行で見事なアピールとなった。
鈴木誠也は第2打席で内野安打、第四打席で二塁打、サイクル安打にリーチをかけたがさて…