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2014年10月17日
編集部

広島の堂林、緒方新監督の下で内野手、外野手どちらの道を歩むのか?

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広島は10月15日に緒方孝市新監督が会見を行い新体制でスタートを切ることになった。現在はコーチ陣の調整など組閣が進められている。

そんな中、野村前監督の下では2012年に全144試合に出場して「サードでのレギュラーの道」を目指しながら志半ばに終わっている堂林は今後、どんな道を歩むのか?

今季の堂林は”中途半端”以外の何物でもなかった。

4月28日の開幕戦では「七番・サード」でスタメン出場したが、開幕第2戦は小窪、第3戦はルーキーの田中の名前がナゴヤドームのスコアボードに点灯した。

4月12日のマツダスタジアム。試合前、スタメンが告げられると場内がざわついた。「七番ライト・堂林」だった。

堂林は5月8日のヤクルト戦(神宮)で打球を放った際に右薬指を骨折。7月に一軍に戻ってきたところで「ライト堂林」でのスタメンの数(8度)がサード堂林のそれ(6度)を追い越した。

そして8月、スタメン出場17度は全部ライト。チームが優勝、あるいは2位を賭けて戦った9月もライトで8度スタメン出場してサードでは1度だけだった。

ルーキーの田中が即戦力としての役目を十分過ぎるほど果たし、選手会長の梵も地力を発揮。さらには代打で素晴らしい成績をマークした小窪も元気がいいため堂林は”外野に追いやられる”形になり、その分、廣瀬が一軍から外れるなどの影響も出た。

シーズントータルでは本職のサードでのスタメンが30試合、ライトでの35試合を下回った。さらに7月4日のヤクルト戦(マツダ)では試合途中で初めてサードからファーストに回った。7月23日のヤクルト(神宮)ではサードでスタメン出場して一時ライトに入りまたサードに戻った。

一昨年、昨年とサード1本で勝負してきた堂林だけに、緒方監督の下でもサードでいくのか、それとも外野に転向するのか?今年のような形になるのか?

実は緒方監督も現役時代に今の堂林と同じような経験をしている。

緒方監督が外野手としての持ち場を確立したのはプロ9年目、三村監督2年目の時だが、その前の山本浩二監督の時代には、一軍の試合の中で外野は3ポジション全部を守り、さらに代打に代走、守備固め、サードでのスタメン、ライトでスタメン出場して途中からサードでまたライト…などなんでもこなした。

最終的にはリーグを代表する外野手として盗塁王3回、ゴールデングラブ賞5回に輝いた緒方監督。自ら歩んできたその道を振り返った時、今季で5年目を終えた堂林にどんな”役割”を与えることになるか?

緒方監督は堂林ら若手が参加しているみやざきフェニックス・リーグを17、18日に視察する。

なお堂林は一昨年150三振を記録して以来、3季連続でシーズンの安打数より三振数の方が多い状態が続いている。

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