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2014年05月13日
編集部

ぬりかべシフトにリモコン下駄、マートン満塁弾、何が飛び出すか?今夜米子で広島対阪神戦

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広島の主催ゲームで阪神との2連戦。米子市民球場、正確には「どらやきドラマチック米子市民球場」、通称「どらドラパーク」での開催となる。

今回、試合前にどんな演出があるかは未確認だが過去のゲーム前には頻繁に妖怪たちがグラウンドに姿を見せていた。猫娘や鬼太郎…。おとなりの境港市・水木しげるロード出身?のみなさんだ。

その中には当然、ぬりかべの姿もあった。

話が長くなったが米子での開催といえば、どうしても触れないわけにはいかない「事件」がある。

2006年4月22日の米子市民球場、中日戦、延長十二回、一死満塁のピンチで就任1年目のマーティー・ブラウン監督は外野手をふたりにして内野手5人で守る変則シフト、通称「ぬりかべシフト」(注・ひろスポ!命名)を披露した。

この回、それでの緒方に代わり福井が守備につくとスタンドがざわめいた。

内野はサードからファーストに向けて新井、山崎、福井、東出、栗原の5人がズラリ、アリの隙間もないほどの間隔で並んだ。

外野はレフトががらあき。左寄りのセンターとライトのみ…。こちらは「一反もめん」のような頼りなさ?

この時点でプレーボールからすでに5時間以上が経過。のるかそるかの場面でマウンドに上がったのは広島8人目の広池、打席には井端、三塁走者は足の速い英智。

「サードもバッターも足が速い。ショートもセカンドもゲッツー態勢。広池の落ちる球で何とかホームで指すことを狙った。前にも(米国で)やったことはある」(マーティー・ブラウン)

結果はサードゴロ。バックホームされて二死になった。「レフトががら空きだったから、そっちに打とうとしてサードゴロになった。はまったと思う」(山崎)

だが、このあと残念なオチがカープナインを待ち受けていた。シフトを解いたあとマスクをかぶる倉が痛恨のパスボール。勝ち越しを許し、さらに打席の福留には2点タイムリーを打たれて結果的には7対5で敗れた。

米子でのゲームはその年以降、阪神戦が組まれるようになった。

2007年4月15、16日には阪神2連戦が行われ7対2、6対1で広島が連勝した。

野村監督が就任した2010年にも6月22、23日に阪神と2連戦が行われた。この時は7対13、4対9で連敗した。第1戦では延長十一回、梅津がマートンに満塁弾を浴びた。

その時以来となる米子での阪神戦。広島の予告先発はルーキー右腕の九里。現在先発で2連敗中と調子を落としているが生まれ故郷・米子の水と空気とファンの声援がその背中を後押ししてくれるのは間違いなし。

「低目への制球が課題」と本人は口にしているが「リモコン下駄」のような自在のコントロールで阪神打線封じる”筋書き”も用意されている?

 

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